9月29日のサンブレイクアプデ第2弾では、新スキルが3つ追加された。これらは強いのか。個人的な見解を述べたい。
「剛心」
攻撃を当て続け剛心ゲージが最大の時にふきとぶ攻撃を受けると一度だけ、ダメージリアクションを無効化し受けるダメージを軽減する効果を得る。
Lv1:効果発動
Lv2:効果発動時、受けるダメージが更に軽減され、追加で爆発が発生する
このスキルを付けると体力バーの上に剛心ゲージが出現し、これが満タンになった状態でふきとび攻撃を受けてもふっ飛ばず、ダメージが軽減される。レベル2では受けるダメージが半分となり、さらに爆破ダメージが発生する。
剛心ゲージのたまり具合は、大剣など一撃が重い武器ほど一発あたりの上昇が多くなる。大剣は多いと言っても、結構殴らないと満タンにならず、狂竜症【蝕】などと異なり、ゲージがたまるまでは何のバフも発生しない。
効果が発動しても、スーパーアーマーとダメージ半減、あとは多少の爆破ダメージが発生するだけ。この爆破ダメージはモンスターによって異なり、傀異化には316くらい入ったため、マスター以上なら300を超えるダメージになると思われる。
なお、この爆破ダメージはモンスターと離れている際に効果が発動した時は当たらない。
苦労してゲージを溜めても、得られる特典が少ないように思える。また、このスキルがついてくるエスピナス亜種の防具だが、
■腕
④②ー
業物Lv.2
弾丸節約Lv.2
攻撃Lv.1
剛心Lv.1■脚
④①ー
攻撃Lv.1
連撃Lv.2
剛心Lv.1
となっている。
攻撃はLv.2どまりで、連撃や弾丸節約は武器種によっては有用だが、大剣を使うことが多い筆者としては微妙なところ。これらスキルをつけるために剛心を採用するのは中々厳しいかもしれない。
「煽衝」
大型モンスターに狙われている間、対象のモンスターは怒りやすくなるがプレイヤーの防御性能は上がる
Lv1:スキル発動中、防御力+10。回避の無敵時間がわずかに延長。ガード時、攻撃の威力をわずかに軽減する
Lv2:スキル発動中、防御力+20。回避の無敵時間が延長。ガード時、攻撃の威力を軽減する
Lv3:スキル発動中、防御力+40。回避の無敵時間が大きく延長。ガード時、攻撃の威力を大きく軽減する
モンスターは怒りやすくなるが、防御力が上がり、回避性能とガード性能が付与される。ガード性能の部分はスキルのガード性能と重複するという。
防御面が上がるということで、ランスやガンランスと相性がよさそうか。回避を多用する武器とも。
モンスターが怒りやすくなるため、怒ることで効果を発揮する挑戦者とも相性がいい。煽衝がついてくるタマミツネ希少種の防具には挑戦者のスキルがついており、腕と腰だけで挑戦者Lv.5にできる。
「蓄積時攻撃強化」
攻撃がヒットしたときに、毒、麻痺、睡眠、爆破、減気のいずれかが蓄積すると、攻撃の威力が上がる。(減気は弾やビンでの蓄積時のみ有効)
Lv1:効果発動時、攻撃の威力が1.1倍
Lv2:効果発動時、攻撃の威力が1.15倍
Lv3:効果発動時、攻撃の威力が1.2倍
そもそも、状態異常は毎回必ず蓄積するのではなく、一定の確率で蓄積し、モンスターごとに決められた蓄積量に達すると状態異常が発生する仕様となっている。このスキルは状態異常が蓄積した時に、その時の火力を上げるものとなっている。
状態異常が確定で蓄積する「状態異常確定蓄積」と併用すれば、毎回の攻撃で蓄積時攻撃強化を発動できる。
ただ、状態異常確定蓄積を発動させる手間があり、効果時間も最大で12秒なため、それよりも殴った方が効率よく蓄積時攻撃強化を発動できる可能性もある。
状態異常確定蓄積は回避の無敵時間に攻撃をかわすと発動でき、そもそも回避をあまりしない武器種とは相性が悪い。例えば大剣は回避するよりスーパーアーマーで耐えたり、威糸呵成の構えでカウンターを取る動きが多く、状態異常確定蓄積は使いづらい。
このスキルがついてくる傀異克服オオナズチの防具には霞皮の恩恵や攻勢がついてきて、毒武器を使うなら着たいところ。現在、この防具を使った毒大剣を作っており、近いうちに装備紹介したいと思う。