アニポケ108話に、サトシのゲッコウガが登場した。サトシのゲッコウガに限らず、ゲッコウガがアニポケに登場するのはXY編以来5年半ぶりとなっている。
サトシのゲッコウガといえば、やっぱりサトシゲッコウガを期待する人が多かったが、残念ながら登場しなかった。
アニポケに「サトシゲッコウガ」が再登場しなかった理由
アニポケに「サトシゲッコウガ」が再登場しなかった理由だが、一番は特性「きずなへんげ」が明確化されたからではないか。
当時は「きずなへんげ」という特性はなく、メガシンカの一種だとされていた。しかし、サンムーンに「きずなへんげ」が登場し、当然アニポケにも反映する必要があるため、扱いづらくなった。
きずなへんげは、攻撃技で相手のポケモンを倒すと、バトル中にサトシゲッコウガとなり、攻撃・特攻・素早さの種族値が上がる。また、みずしゅりけんの威力が15から20となり、常に3回攻撃となる。
当時は任意のタイミングでサトシゲッコウガとなっていたが、きずなへんげが明確化された今、攻撃技で相手のポケモンを倒す必要が出てきた。今回は誰も倒していないため、サトシゲッコウガになることはできなかったと思われる。
そもそも、今回はあくまでルカリオの成長回なため、サトシゲッコウガを登場させるとルカリオの影が薄くなるのを危惧した可能性も。サトシは「バトルで熱くなると俺がゲッコウガで、ゲッコウガが俺みたいな」と語っており、サトシゲッコウガがなかったことにはなっていないと思われる。
今回はルカリオとゲッコウガにほぼ焦点を絞っており、こないだのセレナ回よりはマシだろう。セレナ回はサトシとミクリのシーンが多く、サトシとセレナの再会がわずか1分ほどだったため、微妙な回となった。
キバナのシーンも少しあったが、セレナ回のミクリもあれくらいの出番でよかったのではないか。
サトシゲッコウガが再登場するとしたら、マスターズエイトとの対戦だが、サトシは今いる手持ちで戦いそうなので望む薄か。