2022年1月28日に発売されるレジェンドアルセウス。新要素が少なかったダイパリメイクに対して、レジェンドアルセウスは新ポケモンや新キャラが多数登場するほか、これまでのポケモンシリーズになかった新要素も登場する。
しかし、これまで公開された情報を見る限り、エンドコンテンツは少なさそうである。
対人戦は一切ない
レジェンズアルセウスではランクマだけでなく、プレイヤー同士での通信対戦も存在しない。今では対人戦はエンドコンテンツの一つとなっており、それが一切ないのは辛い。ダイパリメイクですら対人戦はあり、実況者がコードを広め、実況界隈で盛り上がっているようだ。
対戦勢はレジェンズアルセウスでゲットした新ポケモンをポケモンHOMEに送り、剣盾に送れるなら送ってそこで対戦するだろう。レジェンズアルセウス発売後すぐにポケモンHOMEとの連携がされると思われ、対戦勢は早々にレジェンドアルセウスを遊ばなくなるのではないか。
ポケモンHOMEは20年2月にリリースされたため、連携も2月中の可能性が高い
公式サイトを見る限り、レジェンズアルセウスはモンハンのように同じポケモンを何度もゲットしたり倒したりなどして図鑑を埋めて団員レベルを上げ、ミッションを拡張していくというゲームになると思われる。対戦がメインではないため、バトルタワーのような対戦施設も期待できない。
また、レジェンズアルセウスは1バージョンで展開され、2バージョンシリーズのように片方のバージョンでしかゲットできないポケモンはいないため、交換の必要性もあまりない。
ゲーフリ制作でバグだらけスペシャルは期待できず
外注だったダイパリメイクに対し、レジェンズアルセウスはゲーフリ制作なため、バグも少ないだろう。
バグが多いのは一見マイナスに思えるが、バグ探しが実質エンドコンテンツとなって長く遊ばれている。ダイパリメイクは発売後、バグ発見のたびに話題となり、バグが多すぎてRTAのチャートが毎日変わる盛り上がりを見せた。12月2日に多くのバグが修正され、しばらく話題に上がらなくなったが、つい先日、最新バージョンでメニューバグを発生させるバグが見つかり、再び界隈に活気が戻った。
オリジナル版のダイパも先日、任意コードを発生させるバグが発見された。ついに、かという思いもあるが、それよりも15年前に発売され、リメイクも出たゲームをいまだに遊んでいる人がいることも驚きだ。アルセウスのバグが発見されたのも4年前で11年が経っており、これもダイパにバグが多かったからだ。
遂に実機でダイパの任意コード実行を達成しました
有志研究者の方々に感謝をしてもしきれない… pic.twitter.com/54jP7Rs0jz
— アダン (@GEN4pomeg) December 6, 2021
バグのバリエーションなら初代がもっとも多く、そんな初代は発売から25年が経った現在も新たなバグを見つけようと遊んでいる人がいる。
長く遊ばれるポケモンシリーズはレート対戦があったり、バグが多いことが条件として挙げられる。プラチナやHGSSの金ネジキのように、高難易度のバトル施設もそう簡単にクリアできないため、長く遊ばれる要因となるだろう。
一方、いずれもなさそうなレジェンズアルセウスは、果たして長く遊ばれるのだろうか。