Yahoo検索で、2022年と比べて検索数が急上昇したキーワードをランキングにした「Yahoo検索大賞2023」が公開された。
アニメ部門&ゲーム部門について
大賞はプロ野球の大谷翔平に。ほか、人物(俳優部門・ミュージシャン部門・アスリート部門・お笑い芸人部門・声優部門)、作品(アニメ部門・映画部門・ゲーム部門・ドラマ部門・楽曲部門)、スペシャル(今年、人物カテゴリー以外のジャンルで活躍した人物)、ネクストブレイク(今後の活躍ができる人物、ヒットが予想される商品)など、多岐にわたる部門ごとでトップ5が公開された。
この記事では、アニメ部門とゲーム部門について深掘りしたい。
アニメ部門1位は推しの子。2023年春アニメとして全11話(1クール)で放送された。初回は90分スペシャルで放送され、大きな話題となった。
初回を一挙放送する流れは、2023年秋アニメとして放送されている葬送のフリーレンも続き、こちらは金曜ロードショーで4話までを2時間かけて連続放送するという初の試みとなった。
推しの子はもっとも検索されたアニメ作品のみならず、2023年を通した覇権アニメとしても期待されている。そんな本作は2024年にアニメ第2期の放送が決定した。
続いて、2位はブルーロック、3位は地獄楽、4位は葬送のフリーレン、5位は鬼滅の刃 刀鍛冶の里編、となった。かつて一世を風靡した”あの鬼滅”が5位ということで、今や鬼滅一強の時代ではなくなっている。
ゲーム部門1位はゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム。2023年5月に発売された本作は、2017年3月に発売された「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の続編ということで、大きな話題となった。
9月時点の国内売上は351万本、世界売上は1950万本を記録した。今年のGOTY(ゲーム・オブ・ザ・イヤー)にノミネートされており、受賞も確実とされている。
続いて、2位はポケモンSV、3位はポケモンSleep、4位はピクミン4、5位は崩壊:スターレイル、となった。ポケモンSVは2022年11月発売だが、9月にDLC「ゼロの秘宝」前編「碧の仮面」が配信されたこともあってランクインしたと思われる。
9月時点の国内売上は764万本、世界売上は2323万本を記録。国内売上はティアキンの2倍以上を叩き出し、国内外でティアキン越えだ。12月14日には後編「藍の円盤」が配信され、またしても話題になるのは確実だ。
3位にも、7月にリリースされたポケモンSleepがランクインするなど、今年もポケモンが盛り上がった。
アニメ関連では、映画部門で1位にジブリ新作「君たちはどう生きるか」、2位にアニメも放送された「わたしの幸せな結婚」、3位にマリオ映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」とトップスリーに。
楽曲部門で1位に推しの子OP「アイドル」、3位に映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」主題歌「美しい鰭」などがランクインした。