フジテレビで9月25日、地上波初・ノーカット放送された映画「鬼滅の刃 無限列車編」の平均視聴率は21.4%だったことが分かった。
これに対し、ネットでは「思ったより低い」といった声もみられた。
「歴代興行収入1位にしては低い」
ツイッターでは「鬼滅 視聴率 低い」がサジェスト入り。検索結果には
鬼滅の視聴率低いじゃん。頭のおかしいやっぱ腐女子が50回見に行ったとか言ってたし、特典で釣った結果だわな400億。あらためて千と千尋は化け物って事だわ。
あら,視聴率,低い(爆
興行収入400億円やったし,30%は超えるのかと思っておったが僕「鬼滅あんだけたくさんステマや宣伝したりcm流してまくってたけど、平均視聴率21.4%って高いんかな低いんかな?調べてみるか」
半沢直樹以下
僕「あっ…(察し)」鬼滅の無限列車、興収1位とって、あれだけ宣伝しまくってて視聴率21%は普通に低いと思う。
今の時代にしては~って言うてる人もいるけど、30%超えることや今時でも全然あるし、やっぱ興収もAKB商法でリピーター釣ったお陰ってこれではっきり判明したよなこの時代に視聴率20%超ってのは大したもんなんだろうけど
これが興行収入1位の映画だと思うと全然低い数字なんじゃと思っちゃうよね
などの批判が飛び交っている。
このような批判に対し、
ガチ勢はとっくに円盤買ってるしね。
円盤・録画・配信とか選択肢が増えてる中でわざわざリアルタイムでCMだらけの映画を不快な思いをしながら見るかって考えるとフジでこの数字ならかなり凄いな
20%で低いって言ってる人らは何時代の人なんだ
録画したけどまだみてないって言ってる人もいたし、録画組も含めたらもっとすごい?
といった反論もみられた。
千と千尋の初回放送の2倍以下
2003年1月24日(金)20:30 – 23:09:46.9%
2004年12月10日(金)20:00 – 22:54:26.1%
2007年2月2日(金)21:03 – 23:34:18.6%
2009年6月5日(金)21:00 – 23:34:21.4%
2011年1月7日(金)21:00 – 23:34:16.5%
2012年7月6日(金)21:00 – 23:34:19.2%
2014年11月21日(金)19:56 – 22:54:19.6%
2017年1月20日(金)21:00 – 23:34:18.5%
2019年8月16日(金)19:56 – 22:54:17.9%
一方、無限列車編に抜かれるまで歴代興行収入1位だった「千と千尋の神隠し」が地上波初放送された2003年1月24日時は平均視聴率46.9%だった。
なお、上記コメントで引き合いに出された半沢直樹も2013年に放送された第1期1話を除き、視聴率で無限列車編に勝っている。
視聴率が思ったより低い理由
無限列車編の視聴率が思ったより低いのは昨今のテレビ離れもあるが、
・夜9時から深夜0時近い放送で子供や一緒に見ていた親、お年寄りは寝てしまった
→そもそも、お年寄りは守備範囲外
・若者も、すでに映画館や円盤で見ていて見なかった
・CM地獄に萎えた
・録画して後で見る人が多かった
→CMを嫌ってCMカットする人も
・前座の一挙放送に飽きて脱落した
・そもそも、フジテレビだから見たくない
→フジテレビは嫌いな民放テレビ局1位、2位を争う嫌われっぷり
といった要因もあったと思われる。
千と千尋の初回放送の2倍以下については、当時はテレビ全盛期だったこともあり、視聴率40%超えを記録できたとされる。仮に最新の視聴率でマウントを取るなら、2019年8月16日放送の視聴率は17.9%で無限列車編に負けている。
半沢直樹に負けたというのも、半沢直樹は二部とも完全新作なのに対し、無限列車編は上映内容を流しているだけで、上映期間も半年近く見ている人も多かった。
視聴率が低いとケチをつけられた無限列車編だが、同時刻に放送された番組の中ではぶっちぎりのトップだったという。ツイッターでは鬼滅関連のトレンドで埋め尽くされ、なんだかんだ無限列車編は大成功を収めたのであった。
▼放送当時のトレンド(夜11時現在)






