漫画「鬼滅の刃」作者の吾峠呼世晴先生は女性だったと週刊文春が報じ、作者が女性ということで炎上しているというデマが拡散した。なぜ、ここまでデマが広がったのか。それは、ツイッターで一部の妄想が燃え広がったのが原因と思われる。
鬼滅の刃作者が女性発覚で炎上!?デマ判明までの経緯
週刊文春、鬼滅の作者は女性だったと報道
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「鬼滅の作者って女なの?」「びっくり」といった声
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「『作者は女』で炎上しそう」という予想
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「作者が女だから叩いてるって連中は論外」「女ってだけでそんなに見下したいのかね」「アンチが湧いてる理解がさっぱりだな」など見えない誰かと戦い始める
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「面白かったら…」「性別は関係ない!」「絵柄やストーリーで女だって分かるだろ!」云々の反論も出始める
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これらのツイートから「作者が女とわかって炎上した(らしい)」という憶測が増加
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「なんで炎上しているの?」と尋ねたり、「炎上してるけど…」などと語りだすツイートも増え、まるで炎上しているかのような環境が出来上がる
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作者が女と分かり炎上はデマと判明←いまここ
デマのきっかけは「鬼滅の作者が女性だからって叩くな!」といった一部のツイートだ。上記の記事でも紹介しているが、吾峠呼世晴先生が女性だったことを理由に批判するようなツイートは一切なかった。
しかし、このようなツイートを見た人が「面白かったら性別なんて関係ない!」などと反論することで対立ができ、それを見た人が「作者が女とわかって炎上した(らしい)」などと雰囲気でツイート。
炎上理由を尋ねたり、炎上していることを前提に語りだすツイートも増え始め、このようなツイートが増えたことで「炎上」「騙された」「がっかり」といったサジェストが浮上するなど、本当に炎上しているような環境が出来上がった。
一部の妄想が燃え広がった結果、“疑似炎上”となった今回の騒動。改めて、情報の精査の必要性が垣間見れたのではないか。