神戸市の市立東須磨小学校の20代教師4人が、30~40代の先輩教師4人にいじめを受けていた問題で、加害者教師はいじめを指導する立場にあったことが分かった。自分たちはいじめをするが、他人のいじめは許さないという”ジャイアニズム”も真っ青なクズっぷりにネットでは批判が殺到している。
東須磨小学校加害者教師、他人のいじめは許さない”人間のクズ”だった
加害者教師の表と裏
・「めちゃくちゃいい先生」と評判
・保護者から信頼されていた
・担任を持っていた教師も含まれる
■40代女性教師
元教え子によると
・道徳の授業で「いじめはやめよう」と説いていた
・児童からいじめの相談を受ける立場にあった
卒業生によると
・校長のお気に入り
・他の先生の指導的役割
・高学年の担当をずっとしていた
■30代男性教師
元教え子によると
・いじめをしていた児童を呼び出し「自分が何をしたか考えろ」と約20分間、いじめ行為について叱った
・「いじめしない」「暴力しない」と言っていた
・児童らは「いじめに対して厳しい」印象を持っていた
卒業生の保護者によると
元気で豪快な先生だった
一方・・・
・被害者教師に激辛カレーを無理やり食べさせる、別の女性教師にわいせつなメッセージを送ったり送迎や飲酒を強要、車の上に乗ったり蹴ったりする、「ボケ」「カス」などの暴言、コピー用紙の芯で尻を殴ったり背中をひじで押すなどの暴行
・40代女性教師は、いじめの様子を授業中に笑いながら話していた
・障害がある児童のものまねをして笑えなかった教師を、いじめの標的にすることも
40代女性教師の卒アルメッセージがサイコパスすぎる!
「これからの人生で自分が希望する環境にいつもいられる訳ではありません。自分が置かれた場所に不平不満を言うのではなく、そこで精いっぱい自分なりの花を咲かせましょう。これは先生の大好きな言葉です。がんばってね」
40代女性教師が卒業アルバムに書いたメッセージ(10月7日放送「グッディ」より)
つまり、被害者教師は職場内いじめに文句を言うのではなく、順応しろと言いたいらしい。
【逃がすな】加害者教師はもう1人いた!撮影者も同罪
神戸市須磨区の市立東須磨小学校の20代教員4人が、同僚で30~40代の先輩教員4人に昨年から継続的に暴行や暴言を受けていた問題で、神戸新聞社は7日、被害に遭い、現在は療養している男性教員が激辛カレーを学校内で無理やり食べさせられている動画を、関係者から入手した。入手した動画は50秒間で、音声も入っている。関係者によると、昨年9月の放課後、校内で加害側の4人や被害を受けた男性教員以外の第三者が撮影したとみられる。
動画には、加害側の男性教員が背後から羽交い締めにし、女性教員がスプーンですくった激辛カレーを、嫌がる男性教員の口に運ぶ様子が生々しく記録されている。男性教員は「ごめんなさい。辛いのは好きじゃないんです」とやめるよう訴えるが、加害側の男性教員は手をたたいて笑いながら「勝ったー。もらったー。もらいましたー」と叫び、女性教員に「早よ、早よ」と激辛カレーを口に運ぶよう促している。
被害側の男性教員はあまりの辛さに目を見開き、辛さに耐えかねて室内を走り回っているように見える。同市教育委員会が4日に発表した内容では、一連の暴行や暴言に関わった加害側の教員は30代の男性3人と40代の女性1人としていたが、動画には、男性2人と女性2人が男性教員の様子を見ながら笑う様子が写っている。
市教委によると、中にはいじめ行為が行われているのを見ていた教師もいるという。東須磨小学校の教師は33人。いじめは実行犯含め、見て見ぬふりをしていた人も加害者であり、少なくとも半数以上はいじめに関わっていたと思われる。
一連のいじめ行為について、加害者教師は「悪気はなかった」「相手がいやがっていると思っていなかった」などと説明しているという。
保護者「被害者教師は常にニコニコしていた。それが余計いじめがエスカレートしていったのではないか」
「加害者側の先生たちは、ここの学校で古い先生たちでパワーがあったので(被害教師は)やっぱり人間関係を良くしなきゃということで常にニコニコしてしまっていたらしい。それが余計(いじめが)エスカレートしていった面白半分に」
10月7日放送「グッディ」より
保護者によると、被害者教師は東須磨小学校に赴任して2年目で、とても慕われていた。休み時間に児童と遊ぶこともあり、面白いと評判だったそうだ。