大阪府富田林署から逃走し、全国指名手配されている樋田淳也容疑者(30)。逃走から8月17日で6日目の昼を迎え、府内各地で目撃情報が上がっているが、いまだ発見には至っていない。
そうした中、17日放送の「スッキリ」(日本テレビ)は、樋田淳也容疑者の実家がある大阪・松原市の神社で”2つの不審な痕跡”を発見したと報じた。
樋田淳也容疑者の実家近くの神社に「大量のゴミ袋」「壁に真新しい足跡」
番組によると、16日正午ごろ、松原市内の神社でティッシュや弁当、バナナの皮などが入った大量のゴミ袋が散乱しているのを神社の管理人が発見した。近くの木には、黒いストッキングが吊るされていた。ゴミの散乱は20年間で初めてという。
この神社は、樋田淳也容疑者の実家からわずか10分ほどの場所にあり、50メートル先の民家では、黒いミニバイクが盗まれ、樋田淳也容疑者の関与が疑われている。
発見後、不審に思った管理人は警察に通報。その後、警察官が到着しゴミ袋を開けて中を確認。捜査員は、ゴミ袋を押収し警察に持ち帰った。
ほかにも、神社の雨どい付近の壁に真新しい足跡が残っていた。この神社では以前、雨どいを伝って中に侵入し、さい銭を盗まれる被害があり、雨どいに有刺鉄線を巻いていた。しかし、16日正午ごろに確認してみると、壁に足跡があり、有刺鉄線もたるんだ状態になっているという。
警察官は、よじ登ろうとした雨どいや壁の指紋を採取し、樋田淳也容疑者との関連性を調べている。
「厳嶋神社」と特定
▼大阪府松原市一津屋5丁目8-19「厳嶋神社」(いくつしま)の外観と一致
▼スッキリの地図とも一致
【富田林逃走】記事リスト→https://koku-byakunews.com/archives/tag/富田林逃走