大分市佐賀関で、11月18日17時40分ごろに発生した大規模火災。
現場は、佐賀関漁港近くの住宅密集地。出火当時、佐賀関沖に強風注意報が発令されており、北寄りの強い風が火の粉を飛ばし、延焼を助長した。
19日午前8時時点で民家など170棟以上に延焼し、佐賀関漁港から南東約1.5km離れた無人島にも飛び火。焼損面積は、約4万8900平方メートルに及んだ。
同日正午過ぎには、火元とみられる場所の近くで性別不明の人が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認された。
発生から丸一日が経過したが、いまだ鎮火せず。この火事で、115世帯175人(最大188人)が避難しているほか、350戸が停電した。
一方、現時点で死者1名、負傷者1名と人的被害は少ない。
そんな大分火事だが、現場の場所は佐賀関のどこなのか。また、火元は特定されているのか。
初報で映っていたのはこの場所
ABEMA TIMESによる18日19時9分の初報(この時点では消防車8台以上が出動する規模)、OABニュース情報センターのXによる18日19時13分の動画をもとにGoogleマップを調べたところ、現場場所はここのようだ。
近くにはマリン用品店「いつわマリン(大分県大分市佐賀関1780)」などがみられる。動画を見ると、目の前に見える二階に室外機がある住宅の奥から燃えているのが確認できる。
地図を見てみると、奥に数軒の住宅があるので、もしかしたらそこが火元かもしれない。現時点で具体的な火元は特定されていない。
現場場所は木造住宅が隣接しており、1軒燃えたら飛び火するのは早かったと思われる。

