フジテレビ記者が暴力団関係者に利益給与していた疑いが判明したと女性セブンが報じた。
記者は横浜市大口病院で9月に発生した事件の現場などからリポートする姿が確認されているが、すでに取材の現場から外されている。
フジテレビと言えば、過去に情報番組「とくダネ!」のMC・小倉智昭が暴力団を肯定する発言して、話題になった。
フジテレビ記者の利益供与が発覚、当時は大口病院の現場などをリポートしていた
女性セブンによると、暴力団関係者への利益供与の疑いが発覚したのは同局社会部の男性記者(31)。記者は警視庁、司法担当などを務め、横浜市の大口病院で発生した事件の現場などからリポートする姿が『FNNスピーク』(同事件を取り上げた9月24日~26日放送のいずれかに出演)といったフジの看板ニュース番組で確認されているが、11月中旬には取材の現場から外されていたという。
この報道を受け、フジテレビは19日夜に謝罪。すでに記者は記者職から外し、捜査当局にも報告済みとしているが、現時点で記者が反社会勢力などに属する人物と確認できていないとコメントしている。
これを受けてネット上では「フジテレビってどうしようもない」「今後フジテレビはさらに人気度も信頼度も地に堕ちていく」「フジは潰れるかもしれんね」など批判コメントが殺到している。
フジテレビによると、暴力団関係者とは取材を通じて知り合った。2014年春ごろ、記者は20回ほど飲食店で接待を受け、その人物から頼まれて記者名義で高級車などを購入したという。
とくダネ!のMC・小倉智昭が過去に暴力団を肯定する発言をしていた
フジテレビと暴力団との繋がりが見られたのは今回ばかりではない。
2011年8月に放送されたフジテレビの情報番組「とくダネ!」でMCの小倉智昭が暴力団を肯定する発言をし、批判されたときがあった。
以下、発言全文
問題の解決方法っていうのは、これは皆さんも色々な問題抱えていると思いますよ、テレビご覧の皆さんもね。名前が出れば出るほど、色々な窮地に立たされることが多くなりますよ。
そうすると、警察だとか、弁護士だとか、自分が所属する事務所だとか、企業だとかそういうところで、どうしても解決ができないときに、何らかの圧力を発揮して解決させる人がいるっていうのもこれ事実なんですね。圧力団体であったり、まあ闇の社会の人であったり。
で、特にそういうときに切羽詰まって、自分の知らないところであったとしても、それを解決した人が闇社会の人であったときに、その解決してもらった本人の責任はどこまであるんだ? ってこともね、これからきっとやっぱりいろいろ考えていかないと。
皆さんの周辺にもね、知らないうちにそういう人たちが解決してくれたっていうこと、どこかで起こるはずなんですよね。知っていて解決してくれることもありますよ。ダメなのはわかっているけれども、それしか解決方法がなかったっていう人がなかにはいると思うのね
小倉の発言といい、記者の利益給与といい、フジテレビの裏には暴力団がいるのだろうか。