5月30日にいよいよ発売される『エルデンリング ナイトレイン』。発売まであと10日に迫ったわけだが、ここにきて“やることがない”という人も少なくないのではないか。
2月28日に発売されたモンハンワイルズだが、4月30日にイベクエ、5月7日にフリーチャレンジクエストで歴戦王レ・ダウを配信したが、たった1体で1か月も持つはずがなく、直近のSteam同接は過去最低の1.2万人に落ちるなど大失速している。
ゲームだけでなく、最近は話題のネタやニュースなどもなく、世間も落ち着いている。ナイトレインまでの虚無の10日間をどう過ごせばいいのか、筆者的に考えたことを交えて紹介したい。
今後のゲーム販売スケジュール
虚無の10日間を乗り切る方法を紹介する前に、今後発売する話題作の販売スケジュールを紹介したい。
5月25日~31日:ワイルズ小規模アプデ(月末とは一般的に25日以降を指すらしい)
5月30日:Switchハブで『ナイトレイン』発売(トロコンやソロ攻略までやれば1か月は軽くできるはず)
6月5日:Switch2&マリカーワールド発売
おそらく7月上旬:ワイルズアプデ2弾
7月17日:Switch2『ドンキーコング バナンザ』発売
おそらく7月下旬:夏の季節イベント開催、歴戦王ウズ・トゥナのイベクエ配信
8月28日:Switchハブで『メタルギア ソリッド デルタ:スネークイーター』(メタギア3リメイク)発売
9月~10月:Switch1/2『ポケモンZA』発売(ポケモン新作はいつも11月に発売しているが、告知では“冬”としている。一方、ZAは“秋”と表記したので11月より早く出る可能性が高い)
年内発売(時期不明):
Switch2『カービィのエアライダー』
『ドラクエⅠ&Ⅱ』
ナイトレインDLC(参考になるか微妙だが、ダークソウル3は発売から7か月後にDLCが出た。しかし、ナイトレインDLCはすでに販売されており、配信を待つ形なので、もっと早く来る可能性が高い)
5月30日以降はナイトレインやSwitch2が話題となり、1か月くらいは乗り切れるはずだ。そして、7月上旬にワイルズアプデ2弾が来ればタイミングが良い。
ただ、7月末に来るであろう歴戦王ウズ・トゥナはもって8月中旬なので、8月中旬からメタギア3リメイクまでの半月は再び虚無期間になるかもしれない。
9月か10月にZAが来ると思われるが、ZAとかぶらない月に『カービィのエアライダー』『ドラクエⅠ&Ⅱ』『ナイトレインDLC』が来ると都合がいい。筆者は今年にSwitch2を買わないので、ここでナイトレインDLCが来てくれると嬉しい。
ちなみに、ナイトレインDLCではキャラやボスが追加されると、開発者インタビューで明かされている。DLCはデラックスエディション(税込7,480円)を購入するとついてくるが、単品でも購入できる(税込1,760円)。
本編は税込5,720円ということで、およそ4分の1価格だ。おそらく、キャラとボスは2~3体くらい入っているはずだ。
11月以降は特に話題作がない。しかし、今後発表される可能性もある。
5月20日~29日を乗り切る方法
今日はあと数時間で終わるため、明日からナイトレインまでの10日間、どう乗り切るのか紹介したい。
1.『Clair Obscur: Expedition 33』をプレイする
4月24日にロンドンに拠点を置く英国の「Kepler Interactive Limited」が開発し、セガから発売されたRPGゲーム。一部では「真のFF」と呼ばれ、今年のGOTY(Game of the Year)間違いなしと言われている。
発売から12日の5月6日、販売本数が200万本を突破したと発表された。
Twelve days in, and Clair Obscur: Expedition 33 has crossed two million copies sold.
We’ve watched in awe as so many of you began your journey. Feeling every step, every emotion, every revelation alongside you.
To those just joining us: welcome.
Tomorrow comes. pic.twitter.com/WIykZa2kj7
— Clair Obscur: Expedition 33 (@expedition33) May 6, 2025
もちろん、販売本数なのでこのあと紹介するXbox Game Passを抜いた売上になっている。
一方、ファミ通が5月12日に公開した「ソフト&ハード週間販売数」ではPS5版が初週9825本で4位だった。
日本国内では“爆死”という声もあるが、“ワイルズですら爆死したPS5”でインディータイトルがパケ版で初週約1万本を売り上げた。
Steamの同接数は最高14.5万人、発売から25日経った現在も毎日7万人以上集め、“落ちたワイルズ”よりも多い。
商業的な成功だけでなく、Steamレビューはすべての言語で「圧倒的好評(84,259件中95%が好評)」と大絶賛されている。
Xbox Game Pass Ultimateに加入すれば、税込7,480円の本作をたった1,450円で遊べてしまう。そのため、Xboxを持っているなら特におすすめだ。
本作は9世代ハード独占タイトルとなっているが、Switch1では発売されていない。
2.『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』をプレイする
5月22日に発売される『レイトン教授』『イナズナイレブン』『妖怪ウォッチ』などで知られるレベルファイブの新作RPG。2012年12月に3DSで1作目が発売され、13年ぶりの続編となる。
本日、アーリーアクセス版が配信され、Xのトレンドにも上がっていた。本作は9世代ハード及び8世代ハードでも展開され、Switch1しか持っていなくてExpedition 33をプレイできないユーザーにもおすすめだ。
3.ワイルズ小規模アプデが今週中に来ることを祈る
5月末のアップデートでは、ゴア・マガラと各フィールドの頂点捕食者である レ・ダウ、ウズ・トゥナ、ヌ・エグドラ、ジン・ダハドの歴戦の個体(★8)を追加予定。
また、カプコンタイトルコラボを配信!
『モンスターハンターワイルズ』 ディレクターレターは下記をご覧ください。… pic.twitter.com/tOyqkQLKNq— 【公式】モンスターハンターワイルズ (@MH_Wilds) May 17, 2025
ワイルズ小規模アプデが今週中に来れば、ナイトレインまでのつなぎになるだろう。最悪、来週頭でもギリギリ行ける。しかし、ナイトレインにかぶせてくる可能性も否定できない。
モンハンとエルデンリングはUIが似ており(左上のHPバー&スタミナバー、バー近くにバフを並べる(モンハンは体力バーの上、エルデンはスタミナゲージの下)など)、回復薬ポジの緋瓶やオトモポジの遺灰、そしてなにより「シンプル操作にシビアな難易度」というモンハンが捨てた強みをエルデンが引き継いでいる。
筆者はエルデンを初めてプレイした時、昔のモンハンみたいだと感じ(過去記事でも何度か言っているが、筆者は2ndGで一度引退している)、すぐにゲームに慣れたと記憶している。同じ経験をしたプレイヤーも少なくないのではないか。
古参モンハンユーザーは昔のモンハンみたいな高難易度を求めているが、ワイルズはヌル過ぎて不満が殺到している。そんな中、死にゲーメーカーで知られるフロム新作のナイトレインが発売する。
以上の共通点から、モンハンとエルデンリングのプレイヤー層はかぶっており、ナイトレインが来たらほとんどのユーザーがワイルズを離脱するだろう。
ナイトレインは3人協力マルチとなっており、ソロでは敵のパラメーターや強さが少し下がるなどのバランス調整も行っているが、敵の行動などは変わらないので基本キツイ、とインタビューで明かされている。
一方、ワイルズはモンハン初心者や復帰勢でもソロ余裕なほどヌルゲー化したほか、ギルドカードからハンタープロフィールになったことで装備などを自慢できなくなり「今すぐクエストを終了する」で即抜けできるようになったことで、60秒間の慣れ合い文化がなくなり、もはやマルチをやる意味がないと言われている。
ここでも、モンハンが捨てた要素をエルデンが引き継いでいるのだ。
4.他の新作や旧作を遊ぶ
Expedition 33やファンタジーライフ i以外の新作や旧作を遊んで耐える。
・Switchソフトダウンロードランキングやセールをチェック
・PSストアのセールやプラスのフリープレイをチェック(国内のゲームトップ10は無料ゲームばかり)
・Xbox Game Passのラインナップをチェック
・Steamの売上トップやスペシャル(セール)をチェック
もしかしたら、掘り出し物が見つかるかも??
ナイトレインはエルデンリングのスピンオフとなっており、基本的なゲーム設計は本編と同じということで、本編をプレイするのも。未プレイヤーはもちろん、既プレイヤーもリハビリを兼ねてプレイするのもどうだろうか。
ナイトレインはRTAに近いゲームシステムとなっており、本編RTAを走るのもいい。
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しかし、本編は2025年内に新素性としてイデスの騎士と重装騎士などの追加要素を加えた『Tarnished Edition』が発売されるし、現在どのハードもセールをやっていない。そのため、今本編をプレイするのは微妙とも言えなくない。
これは筆者の場合だが、久しぶりにSVランクマをやろうとも考えた。最後にランクマをやったのは、確か去年の今頃。かれこれ1年はやっていない。
5月1日より、レギュレーションI(禁伝2体使用)が開催されているが、19日時点で参加人数14.1万人と過疎っている。
今もSVをやっている人はもはや猛者しかいない。筆者はダブルをやっており、特にダブルはWCSに出ているプレイヤーも多く、シングルよりもレベルが高い(それでもやっている時は2桁順位を常に取っていたが)。
そんな中、1年のブランクがあり、とても勝てる気がしない。感をとり戻す前にナイトレインが発売しそうだ。
5.ゲーム以外の趣味
あとはゲーム以外の趣味で過ごすとか。アニメが趣味なら溜まっているものを消化するとか、漫画を読むのもいい。若者を中心にポスト・テレビになっているYouTubeや、Twitchの配信を観るのもいいだろう。
もしくはあと10日間は学生なら勉強、社会人なら仕事に明け暮れるのも。無理にやることを作るより、勉強や仕事をした方が将来のためにはなる。
思いつくのは以上だ。これ以外にやることがあれば、コメントしてほしい。ナイトレインまでの10日間、何とかして過ごしてほしい。