ポケモンZAの戦闘では、これまでのポケモンシリーズのようにポケモンが1ターンに1回行動するのではなく、ポケモンとトレーナーが共に移動しながら、トレーナーの指示によりポケモンが技を繰り出す、シリーズ初のリアルタイムバトルが取り入れられている。
技によって届く距離や範囲が違うため、繰り出すタイミングやポジションが勝敗を左右する。パートナーのポケモンを導き攻撃を避けたり、時にはポケモンを交代しながらチャンスを見つけて技を仕掛けるのが勝敗のカギとなる。
従来シリーズと言うより、アニポケに近い作りとなり、サトシなどがやっていた「かわせ!」が実現できるかもしれないZAのポケモンバトルだが、今回の新情報で新たなことが分かったので紹介したい。
新たに分かったZAのポケモンバトル
ZAの核になると思われる「ZAロワイヤル」で繰り広げられるポケモンバトルでは、SVで廃止されたトレーナーに見つかる演出が復活。
ただ、過去作のようにトレーナーの視界に入るとすぐバトルを仕掛けられるのではなく、トレーナーに近づくと表示される「気配ゲージ」が最大になると、気づかれてしまいポケモン勝負を仕掛けられる。この場合、不意をつかれた自分のポケモンは動けなくなってしまうことがある。
一方、物陰などに隠れながら、うまく気づかれないようにこちらから攻撃を仕掛けられれば、不意打ちの成功。この攻撃は必ず急所に当たり、大ダメージを与えられるため、勝負を有利に進めることができる。不意打ちで相手の1匹目のポケモンを倒しきることも可能。
これまでのポケモンシリーズでは野生のポケモンから逃げることはできたが、トレーナー戦からは逃げられなかった。しかし、ZAではトレーナー戦からも逃げることができる。
前作「レジェンズアルセウス」のノウハウを活かし、さらに進化させたポケモンバトルとなった。