モンハンワイルズのチート対策、結局“明らかな改造”しかはじけない模様 “実現可能なチート”が蔓延するだけでは【いたちごっこからの魔女狩りへ】

モンハンワイルズのチート対策、結局“明らかな改造”しかはじけない模様 “実現可能なチート”が蔓延するだけでは【いたちごっこからの魔女狩りへ】

モンハンワイルズのチート対策について、公式がやっと動き出した。しかし結局のところ、“明らかな改造”しかはじけず、今後増えるであろう“実現可能なチート”についてはお手上げというのが現状のようだ。

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モンハンワイルズのチート対策

闘技大会の不正または不具合を利用した「明らかに異常なクリアタイム」や調査クエストの改造などを垢BANするとのことだが、いずれも「明らかな改造」となっている。

今回の対応を受け、“実現可能なチート”が増えるだけではないだろうか。

闘技大会であれば、全てのチャームがもらえる1万位以内に入れ、なおかつ実現可能な1分台や2分台をチートで出す。調査クエストであれば、プロが見ないと改造だと分からないレベルのチート。リプ欄にいくつか例が寄せられていたので紹介したい。

一見、どこが改造なのか分からないと思うが、1枚目のププロポルとリオレイアの同時狩猟は改造だ。追加報酬にレア8のアーティアパーツが並んでいるが、レア8のアーティアパーツは★7以上の歴戦個体からしかドロップしないからだ。

そのため、3枚目の歴戦シーウーとアルシュベルドの同時狩猟も改造と思われるが、情報によると、歴戦の個体が★6以下だったとしても、もう1体が★7以上であれば、レア8のアーティアパーツが出るらしい。これは筆者も知らなかったが、確かなのだろうか。

ほかにも、歴戦アルシュベルドの追加報酬にレア8アーティアパーツが6個ずつ並んでいるが、★8の歴戦からドロップするレア8のアーティアパーツは1枠あたり最大2個なので改造だ。

なお、これらはバグの可能性も指摘されているが、改造の可能性も否定できない。バグで出せる改造が出たら、判別なんてできないのではないか(ポケモンでは増殖バグなんてものがあるが、改造で増やしていたら判別はつかないし)。

今回、公式は例に挙げていないが、ハンターランクやアーティア武器のチートなんかもあるだろう。HR999は実現可能な領域だが、チートでHR999まで上げた輩も結構見かける。

アーティア武器の復元ボーナスの基礎攻撃力強化について、下記記事で筆者も言及しているが、3つまでは出るものの、4つ以上は400、500回ほど回しても出なかった。出ることは確かなようだが、中にはチートで出しているやつもいるだろう。

TAも、今回発覚したのは数値が確認できるあからさまなものだったが、数値として見えないチート(やたらひるむとか状態異常になりやすすぎるといった耐性値の改ざん)だったら発覚はしていなかっただろう。

「PCはチートだらけ!PS5が安全」という声が一部で挙がっているが、PCに比べれば母数が少ないだけで、PS5も改造だらけなのが現状だ。もはやハードで改造かどうか判断することはできない。

“実現可能なチート”が増えることで起こり得ることは、一部の暴走した正義感からとにかく通報しまくって無実のユーザーが糾弾されてしまう可能性だ。

公式サイトの「討伐タイムを競うクエスト」には「※意図せず不正行為の判定を受けた場合でも、後日による参加報酬およびランキング報酬等の補償は予定しておりません」とある。誤BANしても責任を取らないと明言しているのだ。

それにも関わらず、不正ユーザーの通報を呼び掛けている。これは魔女狩りを助長していると言えるのではないか。

今回のチート対策では、明らかな改造しかはじけず、実現可能なチートにはお手上げの状態だ。いたちごっこが続く中、一部の暴走した正義感から無実のユーザーがつるし上げられる魔女狩りも増加するだろう。

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