翌12月20日から来年1月6日の18日間、ポケモンSVのイベントレイドに色違いレックウザ(ドラゴンテラス)が出現する。
色違いレックウザは★5レイドだが、この記事で触れた通り、最強ミュウツーには及ばないが、最強レイドより難しい可能性がある。
色違いレックウザレイドが翌日に迫った今夜、本編対戦ガチ勢(ダブル)の筆者がソロ対策を紹介したい。
※黒いレックウザレイドが開始された今、一番下の追記情報以外は見る価値がなくなりました。そのため、スクロールすることをおすすめします。
前回のおさらい
対策ポケモンを紹介する前に、前回のおさらいをしておきたい。
ディアルガ・パルキアレイドを超える強さ!?
色違いレックウザは★5レイドということで、同じ禁伝★5レイドだったディアルガとパルキアで比較したい。
▼色違いレックウザレイド
・実施期間:2024年12月20日~2025年1月6日(18日間)
・テラスタイプ:ドラゴン
▼ディアルガ・パルキアレイド
・実施期間:2023年12月8日~2023年12月21日(14日間)※2024年11月22日現在、復刻されていない
・テラスタイプ:ドラゴン
・HP倍率35倍
・夢特性「テレパシー」固定
・ディアルガは性格「れいせい」、パルキアは性格「ひかえめ」固定
▼★5レイドの共通事項
・レベル75(最強レイドは100)
・個体値は4V以上(最強レイドは6V確定)
・制限時間は5分(最強レイドは7分30秒。最強ミュウツーは倍の15分だった)
★5レイドはレベルや個体値が低い分、制限時間が2分30秒も少なくなっている。そのため、時間切れによる失敗が起こりやすい。
ディアルガとパルキアレイドにあった「HP倍率35倍」以上は確実にあると思われる。ワンチャン、「HP倍率50倍」「持ち物アリ」「戦闘中のみ努力値振り」あたりは来てもおかしくない。
最強ミュウツーと同じレイド実施期間最長の18日間であり、同様に特設サイトやPVが作られた黒いレックウザレイド。ディアルガとパルキアは高い特攻を上げる積み技を覚えなかったが、レックウザはちゃんとあるので、ディアルガとパルキアレイドより難しいはずだ。
技構成予想
■物理技
ガリョウテンセイ
しんそく
ドラゴンクローorスケイルショット
じしん
■特殊技
りゅうのはどう
りゅうせいぐん
かえんほうしゃorだいもんじorオーバーヒート
■変化技
ねむる
つるぎのまい
専用技「ガリョウテンセイ」は物理技ということで、物理中心の技構成になると思われる。
一方、ドラゴンタイプの物理最強技「げきりん」は「2~3ターン連続で攻撃し、その後1~4ターンの間『こんらん』状態になる」という効果で使いづらいため、ドラゴンクローやスケイルショット、特殊技のりゅうのはどうやりゅうせいぐんが入る可能性が高い。
タイプ一致で撃てるドラゴンとひこうの技だけだとはがねタイプで止まるため、はがねタイプの弱点をつけるじめん技やほのお技もあるはず。じめん技は物理のじしん、ほのお技は物理にないため、特殊技のかえんほうしゃ・だいもんじ・オーバーヒートのいずれかが入ると思われる。
変化技はねむるとつるぎのまいが候補。ねむるはレベル54で覚えるため、レックウザのおやつで出現する通常色も使ってくる。
最強ミュウツーもテラスタルシールド破壊後に1回だけ使用してくるため、黒いレックウザも使ってくる可能性が高い。ねむるを覚えている場合、最強ミュウツー同様、カゴのみを持たせているはずだ。
つるぎのまいで攻撃を底上げし、ガリョウテンセイでワンパンを狙ってくる。
対策ポケモン
★5レイドは制限時間が5分しかないため、積み技を積んでいく戦法ではタイムアップになる可能性がある。一方、レックウザはガリョウテンセイを繰り出すたびに自身の防御と特防が1段階ずつ下がっていくので、こちらが積まなくても与ダメージを上げることができる。
これを踏まえ、過去作が必須になるが、フェアリーアルセウスを対策ポケモンに挙げたい。
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:せいれいプレート
技:さばきのつぶて アシストボム てっぺき じこさいせい
性格補正:ひかえめ
努力値:BC252/H4
特性:マルチタイプ
アルセウスをフェアリータイプにすることで、レイドポケモンのAIは効果がないドラゴン技をほぼ撃ってこなくなる。すると、レックウザはもう一つのタイプ一致技であるガリョウテンセイを連打してくるはずなので、どんどんレックウザの防御と特防が下がっていく。
立ち回りとして、まずはアシストボムでレックウザの特防を2段階下げつつ、テラスタルオーブをチャージする。
チャージがたまる3回攻撃後(テラスタルオーブのチャージが奪われるともう1回攻撃が必要)には、アシボとガリョウテンセイでレックウザの特防は最大まで下がるはず。さらにフェアリーテラスを切れば、フェアリーテラスさばきのつぶてで大ダメージを与えられる。
てっぺきを積むことで、レックウザがつるぎのまいを積みまくっても受けられる。ダメージ計算したところ、てっぺき1回積みでレックウザの6回積みガリョウテンセイを確定で耐えられる。
レックウザLv.75 いじっぱりA252(実数値330) 攻撃6段階アップvsアルセウスLv.100 H4(実数値382) B252(実数値339) 防御2段階アップの場合
通常 192〜226 50.4〜59.3% 確定2発
ただし、急所に当たると「574〜676(150.7〜177.4%)」でさすがにワンパンだ。
レイドで戦闘不能になると、制限時間が1分減るうえ、復活に数秒かかる。最初の復活は5秒なので、合計1分5秒かかる。
最強レイドは7分30秒あるため、1回の戦闘不能であれば大丈夫なときもあるが、★5レイドは5分しかないため、1回の戦闘不能も命とりだ。しかしこのアルセウスであれば、もし急所に当たって戦闘不能になったとしても、てっぺき1回積むだけで立て直せる。
アルセウスの素早さ実数値はレックウザより速いため、上からてっぺきできる。今回はレックウザの能力を下げていくため、アルセウスの積み直しも必要ない。
レックウザレイド対策には
・ピクシー(てんねん)
・マリルリ(はらだいこ)
・ニンフィア(フェアリースキン)
・ハバタクカミ
なども挙がっている。
しかし、ピクシーは素の火力が低く、アシストパワーの火力を高める積み技は★5レイドで積む暇がない。マリルリのはらだいこはHPを半分にするため、攻撃に転じる前にガリョウテンセイで叩き潰されるだろう。
ニンフィアとハバタクカミは防御が低く、25レべ差でも、つるぎのまいを積んだガリョウテンセイは受けられない。
一方、アルセウスは種族値オール120の高い数値を持っており、これらフェアリータイプに比べて安定する。専用技「さばきのつぶて」はせいれいプレートによってフェアリータイプの技になり、威力もムーンフォースと比べて5高い(タイプ一致とテラスタルで最大16の差)。
アルセウスをゲットできるなら、ぜひ使ってほしい。
【追記】実際の個体情報
▼わざ構成
ガリョウテンセイ
しんそく
じしん
りゅうせいぐん
りゅうのはどう
ぼうふう
りゅうのまい
▼ゲット個体
レベル:75
性格:やんちゃ
個体値:4V以上
特性:エアロック
めちゃくちゃ弱かったので、フェアリーアルセウス以外でも余裕で勝てる。好きなポケモンで倒してゲットしよう。