【交代】安室透の後任声優は全く新しい“ニュー安室さん”にすべき理由

【交代】安室透の後任声優は全く新しい“ニュー安室さん”にすべき理由

名探偵コナンの安室透役だった古谷徹が6月に降板してからもう半年も経つ。来年のゴールデンウィークに公開される映画「隻眼の残像」に安室出演が決定し、来年春には“ニュー安室さん”がお披露目される。

そのため、ネットでは安室の後任声優の予想合戦が過熱している。そんな安室だが、コナンを昔から観ている往年のファンである筆者の意見を伝えたい。

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“ニュー安室さん”にすべき理由

結論から言えば、安室の後任声優は似た声を選ぶのではなく、毛利小五郎役が神谷明から小山力也に交代して印象が変わったように、全く異なるイメージにすべきだ。

そもそも、安室透というキャラは古谷徹に合わせて作られている。これについては知っている人も多いだろうが、改めて説明したい。

「安室」は、古谷の代表作の一つになっているファーストガンダムの主人公アムロから。「透(とおる)」は、古谷の下の名前である徹(とおる)から来ている。

本名の「降谷」は古谷から。下の名前「零」はアムロの下の名前「レイ」から来ている。

アムロ・レイ

安室の年齢29歳は、アムロの29歳からそのまま持ってきている。

愛車である白のRX-7は、アムロ搭乗機の型式番号「“RX-7”8-2」から。白なのはアムロの異名が連邦の白い悪魔なのと、ガンダムの主人公機は白が基調といった理由だと思われる。

RX-7開発時のキーワードの一つは『The Spirit of Zero(ゼロ)』らしく、ゼロは零(訓読みはゼロなので、劇中でもあだ名として警察学校の同期から呼ばれていた)や安室が所属する公安警察の頂点・警察庁警備局警備企画課(ゼロ)とリンクしている。

車ナンバーの後半(一連指定番号というらしい)「7310」は古谷の誕生日である7月31日から。

コナンの作者である青山剛昌先生はファーストガンダムの大ファンであり、安室のライバルとして登場した赤井秀一のモチーフはアムロのライバルであるシャア・アズナブルと、2人の声優を担当する池田秀一から来ている。

シャア・アズナブル

安室役を古谷にしたのも、青山先生が池田と対談した際、池田の後押しがあったからだとされている。

こういった事情があるため、単に似た声を探せばいいという問題ではない。そもそも似た声だと、どうあがいても古谷の劣化にしかならないからだ。

だからこそ、以前のイメージを完全払拭する“ニュー安室さん”にすべきなのだ。小五郎以上の変わりよう、別作品だがドラえもん役が大山のぶ代から水田わさびになって印象が大きく変わったが、あれくらいの変化が望ましい。

“オールド安室さん”を演じた古谷は現在71歳。安室がアニメ初登場した667話「ウエディングイブ」(2012年9月1日放送)の時点で59歳だった。

29歳というアラサー直前のキャラを59歳のGGEが演じたわけだが、ニュー安室さんはもっと若い声優を起用すべきだろう。可能であれば、現在29歳の声優から起用できればベストだ。

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