12月6日、東京都渋谷区の自宅で死去しているのが見つかった俳優で歌手の中山美穂の死因は、入浴中に起きた不慮の事故によるものと判明した。事件性はないという。
入浴中に起きた不慮の事故とはどういうことなのか。
入浴中に起きた不慮の事故とは
厚生労働省が9月17日に発表した「令和5年(2023)人口動態統計(確定数)の概況」によると、家庭内における主な不慮の事故による死因は溺死・溺水が43.3%で最多だったそう。次いで、窒息が21.7%を占めている。
厚労省では溺死・溺水に至った原因は触れられていないが、溺死および悪性新生物による月別死亡者数は1月から3月、11月から12月といった寒い時期に増加していることから、今回引用した記事は冬期の浴室でヒートショックを起こし、溺死で亡くなった人が多いと指摘している。
2023年に関しては夏の熱中症よりも死亡者が多く、家の中での熱中症死者は660名だったのに対し、浴槽内にてヒートショックで亡くなったと思われる人は6354名と、熱中症の約9.6倍だったという。
ヒートショック説はオールドメディアだけでなく、政府も注意喚起していることから、ほぼほぼ決まりだと思われる。