エルデンリングは本編ボスの時点で強いが、DLCボスはそれを超える面々で連なっている。そのため、DLCでも遺灰が欠かせないが、本編最強の写し身の雫の遺灰では太刀打ちできなくなっている。
DLCでは写し身の雫よりも、DLCで登場した鍛冶ゴーレム、テウルのほうが安定だ。この記事では、その理由についてつづりたい。
エルデンリングDLCマップでの遺灰は写し身の雫よりもゴーレムテウルのほうがいい理由
狭間の地のボスはプレイヤーの写し身である写し身の雫の遺灰で問題ないが、影の地のボスは召喚してもプレイヤーばかり狙ってきて、本来の役割であるヘイト集めが全く機能しない。
DLCラダーンの第二フェーズでやってくる抱き着きは2回くらうと即死する。これはミケラの大ルーンでリーチを解除できるが、写し身の雫の遺灰は大ルーンを使わないため、2回目を防ぐ術はない。
そのうえ、写し身の雫の遺灰のAIはクソなので、2回目をあっさりくらって逝くことが多い。
一方、ゴーレムテウルはプレイヤーばかり狙うDLCボスでもヘイトをしっかり集めてくれる。
ゴーレムというだけあって防御力と強靭は高いが、その一方でHPはそこまでらしく、長期戦は不利となっている。しかし、前回紹介した拒絶の刺みたいな超火力ビルドであれば、やられる前に倒しきることができる。
写し身の雫の遺灰では辛かったDLCラダーンも、ゴーレムテウルであれば簡単に倒すことができる。
▼ゴーレムテウルを召喚、あとは拒絶の刺を打ってるだけで楽々DLCラダーンを倒す動画
ここまでは前回の記事で触れた通りだが、今回は動画の解説もしたい。
初手、ゴーレムテウルを召喚、ラダーンの重力突進を上手くかわし、ノーダメで召喚にこぎつけた。通常の遺灰であれば、このあとの攻撃もプレイヤーに向けられるが、ラダーンはさっそくゴーレムテウルを攻撃している。
二回目の拒絶の刺のあと、ラダーンはプレイヤーを狙っているが、コンボ終了後は再びゴーレムテウルを狙い、そのおかげで回復する隙ができた。通常の遺灰であれば、このあとも攻撃されるので、回復する暇もなく死亡しているだろう。
第二フェーズ移行後、何度か拒絶の刺を打っているが、ラダーンはゴーレムテウルを狙い続けている。最終的にプレイヤーを狙ったが、直前に放った拒絶の刺でスタンし、その隙に拒絶の刺を二発叩き込んでゲームセット。即死級のダメージであるミケラの光が来る前に倒すことができた。
今回の戦闘は1分ちょっとだったが、ゴーレムテウルのHPは1割程度しか残らなかった。ここで倒しきれなかったら負けていただろう。
アイテム収集としても優秀
前回の記事では触れなかったが、ゴーレムテウル入手と同時に古竜岩の鍛石も手に入る。古竜岩の鍛石は通常鍛石の最終強化に使用する素材で、前回紹介した星見の杖の最終強化に使う。
ここで入手しておけば、別の場所で取る必要がないので効率的だ。また、遺跡内では鍛石【4】が一気に5個、鍛石【8】も一気に3個取れる。これらは鈴玉を捧げることで無限購入できるが、購入時のルーンを少しでも節約できるのは嬉しい。
入るのに特別な条件もなく、影のアルターにあるモースの廃墟から北の洞窟を抜けたラウフの麓のさらに北にあり、比較的近場にある。
モースの廃墟は付近に影樹の破片や霊灰が集中しているため、アイテム収集の中心地となる。ラウフの麓の南にある神殿街の廃墟やその周辺では影樹の破片や霊灰が入手できるほか、廃墟では両手持ちビルドで必須となる両手剣のタリスマンも拾える。
遺灰の圧倒的タゲ取りに加え、遺跡内やその周辺で入手できるアイテムも優秀ということで、取らない手はないと思われる。
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