レギュレーションGダブル初日使用率解説-ポケモンSV

レギュレーションGダブル初日使用率解説-ポケモンSV

ポケモンSV・レギュレーションGがスタートした。

今回は、レギュレーションGルールが採用されたランクマ・シーズン18のダブル初日使用率について解説したい。

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シーズン18ダブル初日使用率

1.ガオガエン(前期3位)
2.ハバタクカミ(前期1位)
3.トルネロス(前期7位)
4.ゴリランダー(前期5位)
5.オーガポン(前期2位)
6.連撃ウーラオス(前期4位)
7.モロバレル(前期10位)
8.イエッサン(前期14位)
9.黒バド(NEW)
10.一撃ウーラオス(前期11位)
11.タケルライコ(前期6位)
12.白バド(NEW)
13.リキキリン(-)
14.カイオーガ(NEW)
15.イーユイ(前期17位)
16.コータス(前期12位)
17.テラパゴス(NEW)
18.コライドン(NEW)
19.パオジアン(前期9位)
20.コジョンド(前期150位圏外)
21.エルフーン(前期20位)
22.アラブルタケ(前期111位)
23.ミライドン(NEW)
24.Aガチグマ(前期19位)
25.オーロンゲ(前期34位)
26.化身ランドロス(前期8位)
27.グラードン(NEW)
28.ペリッパー(前期33位)
29.コノヨザル(前期32位)
30.ウネルミナモ(前期26位)

■前期トップ30だったが、今期トップ30圏外だった
31.ブリジュラス(前期16位)
32.エンテイ(前期28位)
34.ドドゲザン(前期27位)
37.ウガツホムラ(前期18位)
39.テツノカイナ(前期23位)
42.カイリュー(前期15位)
44.ガチグマ(前期24位)
48.ヘイラッシャ(前期30位)
49.Aキュウコン(前期25位)
50.サーフゴー(前期21位)
63.クレセリア(前期22位)
105.Hウインディ(前期29位)

■色分けの意図
あああ:10位以上増えた
いいい:5位以上増えた
ううう:10位以上減った
えええ:5位以上減った

※5月1日23時59分更新

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一般枠の増減

1位は前期1位のハバタクカミを抑えてガオガエンがランクイン。ハバタクカミは2位に転落した。

増えたポケモンの多くは前期でも使用率上位で、イエッサン♀は特性「サイコメイカー」でサイコフィールドを展開でき、黒バドとの相性がいいということでさらに増えた。

中でも、コジョンドは前期150位圏外、アラブルタケは前期111位からトップ30に上り詰める出世っぷりだ。

コジョンドはダブルで強いねこだましや、特に禁伝に多い全体技を受けないワイドガードを覚え、特性「せいしんりょく」でねこだましなどでひるまず、いかくも受けない。

使用率1位のガオガエンのいかくは受けないため、元の数値によるインファイトで弱点をつくことができるほか、テラスタル後はさらに固くなるテラパゴスにも弱点をつける。

アラブルタケが増加した理由は分からないが、あくタイプなので黒バドに強く、それでいてモロバレル同様キノコのほうしといかりのこなを覚えるということで、増えているのかもしれない。

モロバレルは前期より増えており、キノコのほうしといかりのこなの重要度は高まっている。

一方、減ったポケモンは前期から大きく使用率を落としたものも多い。

例えば、パオジアンの激減は素早さが15高い黒バドの登場が強く影響していそうだ。同速のハバタクカミはこだいかっせいで素早さを上げたり、こごえるかぜで素早さを下げることで抜くことができるが、パオジアンはそうもいかない。

※ハバタクカミの持ち物は前期に続き、ブーストエナジーがもっとも多いが、次いできあいのタスキが浮上。アストラルビットをきあいのタスキで耐え、こごえるかぜでタスキをつぶしながら素早さ操作することで次ターンは先手をとれ、シャドーボールで倒すことができる

先手をとれないのであれば、ふいうちで黒バドに4倍弱点をつくしかないが、相手味方のイエッサン♀がサイコフィールドを張ってくれば、先制技は受けなくなる。そもそも、イエッサン♀のこのゆびとまれにより、黒バドに攻撃すら届かないだろう。

一方、黒バドのアストラルビットはパオジアンにダブルダメージでも確定二発となる。そのため、パオジアンで黒バドに勝つのはかなり難しい。

化身ランドロスが激減した理由は難しいが、禁伝にはあまり刺さっていない感じがするので、もしかしたらそのあたりかもしれない。

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使用率トップ30だった禁伝

9.黒バド
12.白バド
14.カイオーガ
17.テラパゴス
18.コライドン
23.ミライドン
27.グラードン

もっとも多かったのは黒バド、次に多かったのは白バドだった。レギュレーションG開催前の仲間大会でも似た結果が多かった。

レギュレーションGに向け、筆者が独断と偏見でつけたキャラランクでは、ランクSにグラードンとミライドンを挙げたが、ランクマでは予想を下回る順位に。

一方、ランクAに黒バド、ランクBに白バド、ランクDにテラパゴスを挙げたが、ランクマでは予想を上回る順位だった。

ちなみに、初日時点で最強の禁伝は黒バドだと思う。パオジアンの激減でも触れたが、素早さ150のミライドンが環境入りしたことで、レギュレーションFまでの激戦区だった素早さ135では足りなくなった。

同速のハバタクカミはブーストエナジーやこごえるかぜで容易に素早さ操作できるが、パオジアンやミライドンは素早さ操作手段に乏しいため使用率で苦戦しているのだと思われる。

筆者は現在、白バド入り構築を回しているが、エスパーとこおりの複合タイプは弱点6つに対して半減2つなので非常に弱く、テラスタル前提になりやすい。また、素早さ50とかなり遅いのに先制技がないのも中々厳しい。

そのため、トリックルームで素早さ関係を変えたいところだが、相手に遅いポケモンが多いとむしろ不利になってしまい、ちょうはつやふういんなどでトリル対策していることも多く、思考停止で打つわけにもいかない。

持ち物はクリアチャームが9割を超え、これによってガオガエンのいかくを受けず、すてゼリフによる攻撃ダウンと特攻ダウンを受けないため、ガオガエンは控えに戻れない。ガオガエンのおにびはほのおテラスすることで回避できる。

白バドの各使用率

タイプ相性ではガオガエンに不利だが、クリアチャームやほのおテラスで対策でき、10まんばりきで弱点をつけるため、剣盾時よりガオガエンに強くなった。

クリアチャーム持ちは白バドだけでなく、コライドンは約9割、グラードンは5割もっていた。

コライドンの各使用率

グラードンの各使用率

前期は使用率トップ30にクリアチャームを持たせたポケモンはほぼいなかったためガオガエンが刺さったが、今期はクリアチャーム持ちが増えたので、今後1位をハバタクカミに返すことになるかもしれない。

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