埼玉・埼玉県蕨市中央の蕨郵便局に立てこもったとして、人質強要処罰法違反の疑いで鈴木常雄容疑者が逮捕された。
鈴木容疑者は元暴力団で86歳という高齢。家族はいたのか。
同居女性がいた
鈴木容疑者は粗暴な態度を取ることもあった。約20年前にアパートに入居し一時は女性と暮らしていたこともあったが、現在は1人暮らしという。同居女性とは頻繁にけんかをしていたようで、女性がけがをしたり、窓からテレビが投げ出されたりしていたこともあった。
郵便局に立てこもった末、逮捕された鈴木容疑者。住人は「家族があいさつしたときに『お前の家とはあいさつしねえぞ』と激高されたことが過去にあった。怖い人だと思っていた」と話した。
報道によると、鈴木容疑者は約20年前にアパートに入居。当時は女性と暮らしていたが、現在は1人暮らし。女性とは喧嘩別れしたようだ。
別の報道では、住民が「奥さんを大事にしな」と声をかけると、「お前らとは生きる道が違う」とどなられたという。当時は暴力団だとしたら、確かに一般人とは生きる道が違うだろう。
86歳の高齢なので、親は生きていないだろう。兄弟の存在は報じられていないので分からないが、天涯孤独だった可能性が高い。
ボッチを拗らせた結果、住民には怒鳴り散らす一面も多かったようだが、その一方で「気さくに声をかけ、釣りやマージャンの話をした。悪い人じゃないと思っていた」「人なつっこい性格で、年下の男性にも『おやじ』と呼ぶなどしていた」「性格はやさしい」との証言もあり、仲がよかった住民もいた模様。
しかし、自宅に放火したということで、嫌っている住民のほうが多かったようだ。
経歴については、学生時代や若い頃のエピソードが報じられていないため不明。