水星の魔女11話が、12月25日に放送された。今回の放送は今年最後となる。
スレミオ恋愛・結婚フラグ復活
ツイッターでは「#水星の魔女」が最終的に29.2万ツイートを獲得。これまでキープしてきた30万ツイートを割る結果となった。
原因としては、先週が休みだったこと、今回はほぼ話が進まなかったことが挙げられる。1クール目最後の12話も、2023年1月8日放送とまた1週間開いて休止続きだ。
11話は、ミオリネが作った株式会社ガンダムのクルーが、修理に出していたエアリアルを受け取りにプラント・クエタに向かうところから始まる。しかし、クエタにはデリング暗殺をもくろむフォルドの夜明けも向かっていた。
スレッタは10話でのすれ違いから、ミオリネを避けていた。ミオリネから「任せてもらえなかった」ことが相当ショックだったようで、みんなの役に立とうと頑張るが、空回りしてしまう。
しまいには、母親に「みんなが怖い」「友達ができたは勘違いだった」「誰かも必要とされてない」などとメンヘラをこぼしてしまう。
そんなスレッタの前に、今一番会いたくないミオリネが登場。逃げるスレッタだが、結局つかまってしまう。
スレッタは「バカだから任せてもらえないんですか」「ミオリネさんみたいな人にはわからないです絶対」などとメンヘラをぶつけるが、ミオリネは「勝手に私のことわかんないでよ!」と頭チョップ。
スレッタが花婿になり、馬鹿みたいに「進めば二つ」と言うから会社を作るハメになったと、会社を作るきっかけとなった背景を吐露。自分が逃げなくて良くなったのはスレッタのおかげだと胸中を明かした。
ミオリネは「私から逃げないでよ」「言いたいことあったら言ってよ」「いつもみたいにうっとおしく進んできてよ」「任せてくださいって私に言ってよ」などと要求し、改めて任されたスレッタ。
続けて、ミオリネは「ずっとそばにいて」「決闘も負けないで」「トマトに培養土足しといて」「部屋、週2回掃除しといて」「メール1日3回送って」などとスレッタに劣らないメンヘラ彼女っぷりを要求。任されたスレッタだが、週2回の掃除から引き気味の表情を見せている。
無事に仲直りした2人だが、これを待っていたかのように、ついにフォルドの夜明けによるクエタ襲撃がスタート。2人の地球の魔女も発進した。
シャディクは、クエタにミオリネがいることは知っており、「運が良ければ生き残れるさ」と巻き込むことはいとわない。完全に振られたことで吹っ切れたようだ。
クライマックスは、水星の魔女(スレッタ)と地球の魔女(ソフィ)が対面したところで終了した。
11話は「地球の魔女」というサブタイトルだが、実際はスレミオが中心に描かれていた。すれ違っていた2人が仲直りするとともに、1話の花婿認定から初めて2人の恋愛要素が描写された。
スレミオ以外としては、スレッタの母プロスペラの正体はプロローグに登場したエリクトの母エルノラだった。プロスペラいわく、シャディクとの決闘でエアリアルのパーメットスコアは6に到達したという。
グエルの行方は父親のヴィムも知らないことが判明した。しかし、グエルが乗っている船はジェターク社所属となっている。
一方、グエルはフォルドの夜明けがジェターク社のデスルターに乗っていることに突っ込んだ。これは今回のテロの片棒を担いでいる父親からの提供だが、これを知ったグエルがどう動くかも今後の見どころだ。
ミオリネ偽物説は勘違いだった!?
ミオリネは10話のクライマックスでスレッタを突き放した態度から、ペイル社が送り込んだ偽物説が浮上していた。
今回のミオリネは、スレッタにこれでもかってくらい要求しており、前回の「これでスレッタになんでも頼まなくてよくなる」との発言と食い違う。いくらミオリネでも、スレッタの「私いなくてもいいってことですか?」に同意したことへの詫びはありそうだが、特に触れることもなかった。
このことから、前回のミオリネ偽物説はまだ否定されていない。