ポケモンSVに登場するテラスタルについて、道具は任意のものを持たせられることが、最新PVから明らかとなった。
今回は現在判明しているテラスタルの仕様と対策をつづりたい。
テラスタルの仕様
・テラスタルはテラスタイプによってタイプが変わり、複合タイプも単タイプとなる
今回のPVを例とすると、いわ・あくでかくとう4倍のバンギラスがテラスタルでゴースト単色となり、かくとうが無効となった
・防御面は単タイプだが、攻撃面はタイプが追加される
バンギラスの場合、いわ、あく、そしてゴーストが追加され、3タイプをタイプ一致で打てる
・テラスタイプと元のタイプが一致した技を繰り出した場合、さらに技の威力が上がる
バンギラスのテラスタイプが悪だった場合、悪技の「かみくだく」を打つと、威力が1.5倍からさらに上がる(2倍?)
・テラスタルと道具の併用は可能 NEW
・テラスタルは全ポケモンができ、一度のバトルで一度のみ使用できる
テラスタルの対策
テラスタルはタイプを自在に変えられ、弱点タイプから抵抗タイプに変えることは造作もない。弱点を突くことは難しくなり、下手に弱点を突こうものなら、今回のPVに登場したセキタンザンのように、水技を半減するタイプにテラスタルし、特性のじょうききかんで素早さもマックスにされるなど、逆に利用されるだろう。
では、どうしたらいいのか。等倍以上で入りやすいタイプでゴリ押すのがいいと思う。
例えば、
■抵抗3タイプ
・ノーマル(いわ・ゴースト・はがね)
・みず(みず・くさ・ドラゴン)
・じめん(くさ・ひこう・むし)
・ひこう(でんき・いわ・はがね)
・エスパー(エスパー・あく・はがね)
・いわ(かくとう・じめん・はがね)
・あく(かくとう・あく・フェアリー)
・フェアリー(ほのお・どく・はがね)
■抵抗2タイプ
・ゴースト(ノーマル・あく)
・ドラゴン(はがね・フェアリー)
といった抵抗が3タイプ以下の技は等倍以上で通りやすい。
特に、ゴーストとドラゴンは抵抗2タイプと最小で、これらの技はサブウエポンとして持たせることは少なく、ゴーストタイプとドラゴンタイプの需要が高まると思われる。弱点もそれぞれ2タイプで、防御面も悪くない。
ノーマルタイプは弱点がかくとうのみで、テラスタルされても弱点を突かれにくいはずだ。HPの半分でみがわりを残したまま控えに交代するぶっ壊れ技「しっぽきり」がいろんなポケモンにばらまかれた場合、みがわりを貫通する音技として候補が上がるハイパーボイスやばくおんぱはノーマルタイプの技というのもポイントだ。
みがわりはすりぬけの特性でも無効化でき、この特性を持つポケモンはシャンデラやオンバーンなどが内定している。シャンデラはゴースト、オンバーンはドラゴン・ひこうが等倍以上で通りやすく、環境で活躍できるかもしれない。オンバーンはタイプ不一致だが、ばくおんぱを覚える。
そのほかのタイプも、いわタイプ以外は弱点が3タイプ以下で弱点をつかれにくい。
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