ポケモン剣盾におけるダイマックスに変わる、ポケモンSVの新システムはテラスタルだと判明した。
テラスタルはテラスタイプによってタイプが変わるため、めざパ厳選みたいになりそうだと話題になっている。
テラスタルとは
テラスタルすると、ポケモンが結晶化し、頭部にはテラスタルジュエルなるものが王冠のように発生する。パルデア地方特有の現象で、すべてのポケモンに起きるという。
もちろん、見た目だけでなくタイプも変化し、タイプはテラスタイプによって変わる。テラスタイプはポケモンの種族ではなく個体ごとに異なる。
公式サイトを見る限り、テラスタイプと技の関係はこうなると思われる。
A.テラスタイプは元のタイプと異なるが、繰り出した技のタイプはテラスタイプか元のタイプと一致している→威力が上がる(1.5倍?)
例:イーブイのテラスタイプが悪だった場合、繰り出した技が悪技のかみつくや、元タイプのノーマル技のたいあたりなら威力が上がる
B.テラスタイプが元のタイプと同じで、繰り出した技のタイプとも一致している→威力がさらに上がる(2倍?)
例:イーブイのテラスタイプがノーマルだった場合、繰り出した技がノーマル技のたいあたりなら威力がさらに上がる
メガシンカ、Zワザ、ダイマックス同様、1回のバトルで1度だけ使用でき、メガシンカのように戦闘不能になるまで続くと思われる。
テラスタルするためには、テラスタルオーブというアイテムが必要となる。ダイマックスにおけるダイマックスバンドのようなものだ。
ただ、一度テラスタルすると、ボール内部のテラスタルエネルギーが空になり使えなくなってしまい、テラスタルエネルギーが溢れている結晶に触れたり、ポケモンセンターに行くなどしてチャージする必要があるという。
メガシンカ、Zワザ、ダイマックスは条件を満たせば何回でも使えただけに、これはめんどくさそうだ。
テラスタルはメガシンカ、Zワザ、ダイマックス同様、技選択画面の「テラスタル」を押して技を選ぶことで発動すると思われる。
珍しいテラスタイプはテラスレイドに登場する
珍しいテラスタイプは、テラスレイドバトルの方が出会いやすい。ポケモン剣盾におけるマックスレイドバトルのようなものだが、今回はシームレスで、味方のターンを待たずに自分のタイミングで行動できる。
マックスレイドバトルは、特にソロでやるとNPCがゴミすぎて無意味な行動を連発していた。シームレスにしたことで、今回もゴミNPCだったとしても、ストレスフリーでプレイすることが可能となった。
ほかの違いとしては
■マックスレイドバトル
・4回瀕死になるか、10ターン経過すると終了
・味方1匹のみダイマックスできる
・自分のポケモンが倒れた次のターンに応援できる
■テラレイドバトル
・制限時間を過ぎると終了
→ターン制からシームレスになったことによる変更とみられる
・味方全員がテラスタルできる
・自分のポケモンが倒れなくても応援できる
→その分、応援のバリエーションは3種類まで減り、さらに合計3回の制限がある
公式サイトによると、テラレイドバトルに出てくるポケモンは「非常に手ごわい」とのこと。テラスタイプの厳選もあり、ポケモンSVはテラスレイドもエンドコンテンツとなるのだろうか。
テラスタイプは個体ごとに異なるということで、ネットでは「めざパ厳選」みたいだという声が多数上がり、ツイッターでトレンド入りした。
また、トレンド1位となった「テラスタル」には「ダサい」のサジェストが浮上し、ネーミングは不評のようだ。
かつてのめざパ厳選は、個体値の組み合わせでタイプと威力が変化し、当時は王冠もなかったため、乱数調整でもしない限り、理想個体の採用はほぼ不可能だった。ポケモンXY以降はめざパの威力が60に固定され、タイプを厳選するだけになったが、8世代ではアンノーン専用技となった。
テラスレイドバトルは、結晶の色でテラスタイプが分かり、さらに出現ポケモンもシルエットで確認できることから、“テラスタイプガチャ”をする必要はなさそうだ。今は王冠やミントから、特性を変えるアイテムまである。
▼ポケモンSVの新要素が的中した筆者