サンブレイクのオトモアイルーにはヒーラー、アシスト、ファイト、ボマー、コレクトの5タイプが存在する。みんな使う猫は異なるが、ある程度慣れた人の多くはコレクトを使うのではないか。筆者もそうだった。
確かに、コレクトは使いやすいが、クリア後はアシスト、ボマー、ファイトの方が効率的だ。
クリア後はコレクト猫がおすすめできない理由
コレクトの固有サポート行動は、環境生物発射の技とぶんどりの技だ。
環境生物発射の技はドクガスガエル、シビレガスガエル、ボムガスガエル、ネムリガスガエルのいずれかを大型モンスターに飛ばすというもの。
カエルの環境生物はどれも強力で、ハンターが使う場合は拾ったうえで設置する必要があり、起爆に時間がかかるため外すことが多い。環境生物発射の技は猫がバリスタで飛ばすため、起爆が遅くて当たらないなんて心配はない。
なお、どのカエルが出るのかはランダムではなく、フィールドに応じて変わる。
■内訳は以下
大社跡、闘技場、翡葉の砦、龍宮砦跡、修練所:シビレとドク
溶岩洞:シビレとボム
寒冷群島、水没林:ネムリとドク
砂原:ネムリとボム
※新フィールドの密林と城寒高地は不明
つまり、シビレガスガエルを出してほしいが、寒冷群島や水没林なら、いくら試行回数を重ねても出ることはない。また、2種類のうち1つを出し、ここはランダムとなる。
オトモに麻痺武器を持たせている人は多いと思う。シビレガスガエルが出ないフィールドはもちろんのこと、出るにしても2分の1にかけるくらいなら素直に麻痺武器を使った方がいいのではないか。
なお、傀異モンスターは状態異常耐性が上がっており、蛙1匹で状態異常にならないこともあるそう。だとしたら、余計に環境生物発射の技の価値が下がるだろう。
ぶんどりの技は、クエスト報酬枠の「オトモのぶんどり」を増やしてくれる。しかし、ぶんどりの技で傀異化素材は奪えないと思われ、実際にやってみたり、ほかの人のプレイ動画などもチェックしたが、「オトモのぶんどり」枠に傀異化素材はなかった。
実はオトモアイルのタイプに応じて攻撃力と防御力が異なる。以下はレベル50時のステータスだ。
■ヒーラー
攻撃力
近接:122
遠隔:122
防御力:288■アシスト
攻撃力
近接:122
遠隔:134
防御力:240■ファイター
攻撃力
近接:138
遠隔:134
防御力:264■ボマー
攻撃力
近接:130
遠隔:130
防御力:264■コレクト
攻撃力
近接:122
遠隔:138
防御力:216※全員カムラネコノ木刀&防具なし
ポケモンのように個体差はなく、レベルアップで強化されていく。
オトモは長くヘイトを集めることが役割となるが、コレクトは防御力がもっとも低く、比較的やられやすい。
固有サポート行動は傀異モンスターに効果が薄く、クリア後の強力モンスターの前ではコレクトだとやられやすいと思われ、これらがクリア後はコレクトをおすすめしない理由である。
クリア後はアシスト、ボマー、ファイトがおすすめ!
コレクトに変わり、クリア後はアシスト、ボマー、ファイトをおすすめしたい。この中でも特におすすめなのがアシストだ。
アシストの固有サポート行動は、ネコ式鉄蟲糸縛りの技と毒々落とし穴の技だ。
ネコ式鉄蟲糸縛の技は、操竜後のモンスターを糸で固定した状態となり、これが25秒間続く。この間、モンスターは遠くに移動できなくなり、飛行能力を持っていても飛ぶこともできない。
一見地味に見えるが、傀異モンスターにはかなり有効だ。傀異モンスターは傀異凶化後一定時間経つと、与えたダメージに応じて傀異バーストを打つか傀異鈍化状態となる。そのため、ダメージを稼いで傀異鈍化状態に持っていきたいが、その間モンスターは移動するし、エリアチェンジも平気でする。
そうなると、傀異鈍化状態に持っていくのは難しくなる。そこで、ネコ式鉄蟲糸縛の技でその場に固定することで自由を奪い、その間ダメージを稼ぐことができる。
毒々落とし穴の技は、毒効果を持った落とし穴だ。傀異モンスターは捕獲できないものの、罠にはかかる。傀異凶化状態で罠にかかれば、その間ダメージを稼ぐことができる。麻痺武器を持たせていれば、1匹で毒と麻痺を狙うことができる。
アシストは捕獲マークがつく直前に捕獲可能かどうか教えてくれる。傀異モンスターや古龍には無意味だが、それ以外のモンスターを早い段階で捕獲することができる。
一方、ネコ式鉄蟲糸縛りの技はイブキマキヒコやナルハタタヒメ、ガイアデルムといった操竜できないモンスターには使わない。しかも、これら3体には毒々落とし穴の技も効かないため、挑む場合はほかの猫を連れてきた方がいい。また、防御力はコレクトの次に低くなっている。
火力が欲しいなら、ボマーかファイトがおすすめだ。攻撃力はファイトがわずかに高いが、実際に2匹とも同じ装備構成で、同じクエストにほぼ同じ立ち回りで回したところ、クリアタイムはほとんど変わらなかった。
オトモアイルーの火力は、攻撃力強化の術【大】と【小】をつけても1発100もいかないが、ボマーの固有サポート行動「特大タル爆弾の技」は1発で300の固定ダメージを与える。もう一つの固有サポート行動「ネコ式起爆竜弾の技」は、起爆竜弾を打ち込んだ部位に攻撃すると数十程度の追加ダメージが発生し中々強い。
ファイトの固有サポート行動「強化咆哮の技」は、ハンターとオトモの会心率を30%上げ、さらに咆哮【小】が無効化となる。会心率30%アップは魅力的に見えるが、発動タイミングを選べないうえ、効果時間はわずか2分半であり、これを加えて会心率100%にするのはおすすめできない。
これを使うくらいなら、武器とスキルで会心率100%にした方が安定する。咆哮【小】無効は悪くないが、強いモンスターに多い咆哮【大】以上が無効化できないのは残念である。
もう1つの固有サポート行動「憤怒の技」は、自身の攻撃力を大幅に上げる。しかし、それでも1発100もいかず、ボマーの方が1発の火力としては上である。
まとめ
ヒーラー:初心者向け
コレクト:クリアまでは強い
ファイト、ボマー、アシスト:クリア後から大活躍
めちゃくちゃ長くなってしまったためアシスト、ボマー、ファイトの装備、サポート行動3枠や秘伝サポート行動、スキル構成の紹介は避ける。機会があれば別の記事で取り上げるかもしれない。
今回はあくまで、クリア後はコレクトがおすすめできない理由にアシスト、ボマー、ファイトをおすすめするワケについてお伝えした。