エルデンリングをトロコンした筆者の出血大剣装備を紹介したい。同じ大剣使いの参考になれば幸いだ。
筆者の出血大剣装備
■右手装備
・血のフランベルジュ+25(出血派生で出血の蓄積値55→101。神秘振りで136に)
・戦技:猟犬のステップ(消費FP5)一瞬に姿を消し、ステップ移動する戦技。それは高速で、また移動距離も長い。ターゲット固定状態では、回り込みとなる
・攻撃力
物理:268+368(合計636)
致命:100
・能力補正
筋力:D
技量:B
神秘:D
・必要能力値
筋力:15
技量:14
■左手装備
・血のフランベルジュ+25
・戦技:切腹(消費FP4)自らの腹を深く刺し、攻撃力と出血の状態異常効果を高める(攻撃力は切腹をつけた武器のみ約5%上昇。これらは1分続く)
※ほかは右手と同様
■防具
兜:白面
・重量:3.2
・強靭度:2
・カット率
物理:2.7
打撃:3.0
斬撃:3.3
刺突:2.7
魔力:3.5
炎:3.7
雷:3.9
聖:3.7
免疫:23
頑健:18
正気:21
抗死:22
・追加効果:周囲で出血状態が発生すると、僅かに攻撃力が高まる(効果時間は20秒)
胴鎧:猛禽の黒羽
・重量:7.7
・強靭度:5
・カット率
物理:8.0
打撃:8.8
斬撃:9.5
刺突:9.5
魔力:10.2
炎:10.2
雷:10.9
聖:9.5
免疫:57
頑健:35
正気:60
抗死:60
・追加効果:ジャンプ攻撃が強化される
手甲:大山羊の手甲
・重量:8.8
・強靭度:10
・カット率
物理:5.2
打撃:5.2
斬撃:4.6
刺突:4.6
魔力:3.3
炎:3.3
雷:3.7
聖:3.2
免疫:24
頑健:28
正気:15
抗死:18
足甲:大山羊の足甲
・重量:16.4
・強靭度:28
・カット率
物理:11.9
打撃:11.8
斬撃:10.6
刺突:10.6
魔力:7.6
炎:7.7
雷:8.5
聖:7.3
免疫:44
頑健:51
正気:29
抗死:34
累計強靭度:45
■タリスマン
・竜印の大盾のタリスマン:物理カット率が+20%上昇(重量:0.8)
・爪のタリスマン:ジャンプ攻撃を強化する(重量:0.7)
・ミリセントの義手:技量が+5上昇。1から3ヒットごとに攻撃実数値の約4%上昇(重量:1.6)
・血の君主の歓喜:周囲で出血状態が発生すると、攻撃力が高まる(重量:0.9。効果時間は20秒)
■遺灰
・糞喰いの傀儡+10:消費FP118
■聖杯瓶の振り分け
緋雫の聖杯瓶:12個
青雫の聖杯瓶:2個
■霊薬
岩棘の割れ雫:攻撃で敵の体勢を崩す力を高める(効果時間は30秒)
連棘の割れ雫:攻撃が連続するほど攻撃力が高まる(ヒット数はミリセントの義手と同じ。こちらは攻撃実数値の約9%上昇し、しかも効果時間は永続)
■ステ振り
生命力:45(実数値1581)
精神力:23(実数値118)
持久力:50(スタミナ実数値155。装備重量105.2【うち60.1を使用】)
筋力:15
技量:75(ミリセントの義手で+5→実数値は80)
知力:10
信仰:8
神秘:53
※レベル200の剣士
▼累計防御力・耐性値
武器&戦技について
武器の攻撃力は636あり、出血が発動すればさらに大きなダメージを与えられる。出血などの状態異常蓄積値は、ヒットするごとに蓄積していき、武器の蓄積値が多いほど少ない攻撃で状態異常にできる。ダメージ量は関係ない。二刀流は一度に2本の武器で攻撃するため、同じ状態状態の武器を持てば、それだけ蓄積は早い。
参考として、ファロス砦の近くにいる動かないドラゴンで試したところ、出血の蓄積値55を1本で攻撃すると、出血発動に15回前後も攻撃する必要がある。出血の蓄積値を136まで高めたフランベルジュなら、半分以下の6回で出血状態に。また、蓄積値55で二刀流攻撃だと8回で出血状態となるが、蓄積値136ならたった3回の攻撃で出血状態となった。
戦技は右手に猟犬のステップ、左手に切腹。猟犬のステップは、主に回避しきれない攻撃に使う。移動距離が長いため、馬が使えない場所での移動にも最適だ。盾を持たない二刀流の場合、必須級といっても過言ではない。これがないと、特にマレニアは詰むだろう。
切腹は、攻撃力と出血の状態異常効果を高めるだけでなく、その瞬間に出血のエフェクトが発動する。出血になりにくい、または全くならない相手に対しても、下記で解説する白面&血の君主の歓喜の効果を発動できる。
出血が有効な相手にも、出血の状態異常効果を高めることで、さらに少ない攻撃で出血状態にできる。動かないドラゴンで試したところ、1本で合計3回、二刀流なら合計2回で出血状態となった。切腹は左手武器を両手にすると使え、相手に隙がある時に使っていく。
防具&タリスマンについて
白面&血の君主の歓喜は出血状態になると発動。それぞれの倍率は検証していないが、合わせて約32%上昇したことを確認した。同時にミリセントの義手が発動することも多く、そうなった場合は白面&血の君主の歓喜の後に発動し、これらで上がった攻撃実数値の約4%が上昇する。
猛禽の黒羽&爪のタリスマンでジャンプ攻撃が大幅強化。主に二刀流ジャンプ攻撃を叩き込む。
腕と足は、物理カット最強の大山羊シリーズ。強靭度も高く、ダウンしにくくなる。
遺灰について
糞喰いの傀儡は出血大剣「ミエロスの剣」で攻撃するため、より早く出血状態を狙える。ミエロスの剣の戦技「ミエロスの絶叫」は周囲の敵のすべての属性カット率と状態異常耐性を低下させるため、出血状態になりやすいとされる。ただ、これについては出血には効果がないともいわれている。
糞喰いの傀儡は耐久力も高く、バンバンヘイトを集めてくれる。
聖杯の振り分けについて
青瓶は遺灰使用後に1本使うため、2本あれば十分だと思う。
霊薬ついて
岩棘の割れ雫は、攻撃でダウンを取りやすくなる。ダウンを取れれば、致命の一撃を狙っていけるし、その隙に切腹してもいい。
連棘の割れ雫はミリセントの義手同様、ヒット数に応じて攻撃力が高まる。白面、血の君主の歓喜、ミリセントの義手と合わせると、攻撃力636からその倍以上の攻撃力を出すことも可能だ。
ステ振りについて
フランベルジュは技量補正Bなため、技量の伸びが著しく悪くなる81手前の80になるまで調整。生命力は赤瓶で半分回復できる数値に設定。赤瓶は最大強化すると回復量が810となる。
精神力は、糞喰いの傀儡を使うのに必要なFP118になるよう調整。持久力は伸びが著しく悪くなる51手前の50に調整。筋力はフランベルジュに必要な最低限の数値で、残り神秘にぶっぱした。
神秘は概要に書かれていないが、上げることで状態異常の蓄積値が上昇する。
特大剣は武器火力&戦技、大剣は状態異常
大剣といっても、特大剣と大剣の二つがあり、どっちを選ぶか迷っている人も多いはずだ。
特大剣のほうが素の火力は高いことが多く、固有戦技も強力なものがそろっている。一方、大剣は特大剣にはない状態異常武器があり、今作では特に強い出血と冷気の大剣がある。
素の火力と戦技を重視するなら特大剣。出血や冷気の状態異常を使うなら大剣がおすすめだ。
一撃武器のほうが燃費がいい
大剣以外にも出血武器はあるが、あえて大剣を選んだのは高い蓄積値と二刀流による少ない手数で出血状態にできるからだ。
出血武器として、今一番注目されている屍山血河だが、出血の蓄積値は50しかなく、神秘53でも63にしかならない。戦技「死屍累々」でも出血を蓄積させられるが、それでも7回目の斬りつけでようやく出血状態にできる。刀のような手数武器は、デフォルトの蓄積値が抑えられていることが多く、死屍累々は固有戦技なため、出血派生で蓄積値を上げることもできない。
エルデンリングでは、攻撃するたびにスタミナを消費し、連続攻撃は攻撃ごとにスタミナを消費する。死屍累々は連続攻撃の戦技なため、スタミナの消費が激しい。
一方、出血大剣は高い蓄積値に二刀流なら、低燃費で出血状態にできる。エルデンリングは後半のボスになればなるほど隙がなくなり、即死級の攻撃も増える。一度の隙で殴れるのは1回、せいぜい2、3回だ。
出血が発動しなくても一発のダメージが大きく、高い蓄積値と少ない手数で状態異常にでき、手数が少ないため回避へのスタミナを温存できる、大剣のような一撃武器のほうが燃費がいいといえる。

