【レビュー(評価)・感想】呪術廻戦0、原作になかった〇〇の活躍に絶賛の一方、アニメのレベルに達していなかったと厳しい意見も

【レビュー(評価)・感想】呪術廻戦0、原作になかった〇〇の活躍に絶賛の一方、アニメのレベルに達していなかったと厳しい意見も

12月24日に公開された映画「呪術廻戦0」。見た人からはどのような評価をされているのか。筆者も見てきたので、最後につづりたい。

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呪術廻戦0のレビュー

総合評価は4.34点。高評価レビュー(★4以上)は82.9%と非常に高い評価を得ている。

では、感想はどうだろうか。Yahoo!映画のユーザーレビューを「お役立ち順」にし、上から高い評価と低い評価をいくつか紹介したい。

※ここからはネタバレを含むため、あらかじめご了承ください





高い評価

・原作になかった京都高組やナナミンのファンサービス込み

・EDのサプライズまで本当に文句なしの出来

・乙骨の声は途中から違和感なく観れた

・脚本、作画、音楽、声優すべてよし

・鬼滅の映画版を思い返すくらいのレベル

・夏油たちとの白熱したバトルや里香と憂太の純愛もあって見どころ満載

・最後の五条と夏油のシーンは感動した

・最初はどこか気が弱くて頼りなかった乙骨が覚悟を決めて戦う姿にグッときた

低い評価

・夏油の末路に納得できない

・百鬼夜行の戦いは緊張感がなく、薄っぺらく思う

・里香とのラブストーリーもありきたり

・わざわざ映画化するまでもない内容

・文字だけのエンドロールとその後のオマケ映像が期待外れ

・アニメシリーズのレベルに達していない

・虎杖たちの魅力が大きいと再確認した

・TVスペシャルで十分だった

・作画がアニメより雑

・呪霊里香に怖さがない

・話の焦点が合っていない

・登場人物が多すぎてストーリーが減速する

・ギャグが寒い

・映画が始まるまでの広告が長すぎる

・EDが10分(アニメーションなし)

・くそつまんないエピローグ

・乙骨の声がエヴァのシンジにしか思えない

総合評価こそ高いが、役立ち度(SNSでいう「いいね」数)が高いものは低評価が多く、厳しい意見が目立つ。

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個人的な感想

筆者は観る前にアニメ全話を見返したのだが、それは失敗だったようだ。アニメと比べると、どうしても映画が見劣りする。バトルシーンは体術がメインで、領域展開はないため派手さに欠ける。

呪術廻戦0の主人公である乙骨は最初、“よわよわ男子”だが、困難を乗り越えてたくましくなる。そこはいいのだが、筆者はやはり虎杖のほうが人間味あふれてて好きである。虎杖(宿儺)と伏黒と野薔薇がいない呪術廻戦は寂しい。

乙骨の声がシンジにしか聞こえないと直に感じたのは、クライマックスの「死んじゃダメだ」を連呼するシーン。エヴァンゲリオンをよく知らない筆者でも知っているシンジの「逃げちゃダメだ」連呼そのものだった。

呪術廻戦には色恋がほぼ皆無で、そこに突然、ヒロインとして里香が出てきて戸惑いを感じた。里香の声はヒロイン声優として知られる花澤香菜で、今回のヒロイン役ははまっていたが、この里香というのは幼いころ、乙骨に結婚指輪を渡し、結婚を約束するなど愛が重いキャラだ。里香のプロフィールによると、嫌いなものは「憂太以外の人間(特に女性と歳上男性)」だそう。

呪霊になってもなお、ヤンデレ臭が漂っており、かわいいというより怖い。筆者はあまり好きになれなかった。呪術廻戦にガチ恋はいらないと感じた。

EDにアニメーションがなかったのは手抜きなのか、演出なのかわからないが、OPはあったため寂しいと思った。また、主題歌もKing Gnuよりアニメ1クール目のOPを歌ったEveのほうが良かった。鬼滅の刃は映画もLiSAだったのに…。

映画なのでアニメを超えるクオリティを期待していたが、それには及ばなかったのは残念に思う。

不満点ばかり挙げたが、映画単体としては悪くないと思う。絶賛はしないが、少なくともゴミではないと思う。レビューをつけるなら★3が妥当ではないか。アニメを見てなかったら★4でも良かったかもしれない。次があれば、今度は虎杖たちも登場してほしい。

これは映画の評価に入れていいのか微妙だが、始まる前の広告が長すぎるのはいかがなものか。映画は始まる前の広告がクソ長いからあまり行かないが、5分くらいにはならなかったのか。

最後にどうでもいい話だが、飲食店のポップコーンの量が多すぎる。Mサイズを頼んだのに、市販で売られているポップコーンの3、4袋分は入っていた。筆者は何とか完食したが、ゴミ箱に半分以上入ったまま捨てられている光景を見た。

こちらの3、4袋分くらいはあるんじゃないかという量

一方、ドリンクはカップ1個分で、どう考えても釣り合っていない。普通に食べていれば、確実に先にドリンクがなくなるだろう。

最近の食品業界は“サイレント軽量”しているが、これこそ量を減らして調整すべきではないか。

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