ひぐらしシリーズ最新作「ひぐらしのなく頃に業」が先週放送で8話を迎えた。セカンドエピソード「綿騙し編」を終了し、次回からサードエピソード「祟騙し編」がスタートする。
ひぐらしのなく頃に業は2クール24話とされており、今回で1/3を消化した。この記事では、現時点でのキャラの評価をまとめた。
前原圭一
ひぐらしのなく頃に業の圭一を一言で表すなら「超人」だろう。
鬼騙し編のクライマックスでレナに包丁でめった刺しにされても普通に生きていた。これは圭一がL5を発症したことによる妄想とも言われているが、現実だとしたらかなりの超人ではないか。
綿騙し編のクライマックスでは、鍵のかかった鉄格子をタックルで突破するという荒業を見せた。祟騙し編ではどんな超人っぷりを発揮するのか期待が高まる。
竜宮レナ
旧アニメ同様、レナを一言で表すなら「怖い」だろう。
メインとなる鬼騙し編では圭一に対し、たびたび虚ろな表情を浮かべており、ゴミ捨て場で圭一を襲うシーンが追加されるなど、序盤から殺意全開だ。
圭一の家に入る際の“ガチャガチャ”も一層激しくなっており、レナを信じて家に招き入れた圭一を“絶対殺すマン”で武器を並べ、包丁で襲い掛かった。
包丁で圭一をめった刺しにし、部屋が血まみれになったシーンは非常に衝撃的で、深夜アニメと言えどBPO案件が懸念された。結局、レナは死亡したが、旧アニメ以上に“怖い”と思った人は多いのではないか。
一方、綿流し編では“唯一の良心”で、禁忌を犯した圭一を叱ったり、“名探偵レナ”っぷりを披露したが、綿騙し編ではそのあたりがカットされ、ただただ“怖い女”となっている。
園崎魅音
ひぐらしのなく頃に業の魅音を一言で表すなら「ヒロイン」だろう。
綿騙し編では、綿流し編で詩音だった多くのシーンが魅音になったとみられ、かなり出番が増えた。
クライマックスでは、圭一を守るために監禁。また、人形をもらったことに「女の子と認めてくれてありがとう」とし、圭一に告白した。
また、園崎本家に乗り込んできた男やそのバックにいる人物の正体を知っているようで、オヤシロ様の祟りを止めるという使命感を持っており、今後キーパーソンにもなるかもしれない。
北条沙都子
ひぐらしのなく頃に業では沙都子もループしており、そして黒幕ではないかと噂されている。
そう噂されるようになったのは7話(綿騙し編3話)。オヤシロ様の右腕が壊されていなかったり、祭具殿観光ツアー後の部活メンバー合流にいなかったからだ。8話では、圭一に疑いの目を向け、クライマックスでは魅音と園崎本家の廊下で死亡していた。
鬼騙し編でも、梨花と二人で住む家にともに見つかっており、何か関係あるのではないかと言われている。
次回からは「祟騙し編」がスタートする。祟殺し編をベースにしたストーリーで、沙都子がメインになると思われる。黒幕だとしたら、その立ち回りに注目したい。
古手梨花
ひぐらしのなく頃に業の梨花は、大変不名誉だが「無能うんこ」だろう。今回は、旧アニメをベースとした物語が展開されており、一度ゲームをクリアした梨花はストーリーの大まかな流れを知っている。
鬼騙し編では、疑心暗鬼になっていた圭一に「疑うのはレナではなく自分自身」とし、綿騙し編では人形をゲットした圭一に「素直な気持ちで贈れば、素直に受け取ってもらえる」とアドバイスし、“一旦”は惨劇を回避した。
しかし、鬼騙し編ではレナがL5を発症したり、綿騙し編では圭一たちが祭具殿に入ることを阻止できず、挙句の果てに圭一にブチギレている。また、自身も明らかに鷹野ではない何者かに2度も殺害され、その正体も掴めていないようである。
旧アニメでもそうだったが、梨花は羽入や圭一など他人頼りで自身の力だけで対処していない。ひぐらしのなく頃に業でも、自身を導く者が現れるまでは無能っぷりを晒すだけだろう。
8話ではトイレの便槽に遺棄されるという、これまで以上に悲惨な最後を遂げたと言われている。それだけでなく、ツイッターのサジェストも“糞まみれ”となり、すっかり“うんこキャラ”が定着してしまった。
今後のストーリーで“汚”名返上できるのか、期待したい。
園崎詩音
ひぐらしのなく頃に業の詩音は非常にキャラが薄い。
綿流し編では詩音が犯人だったので出番が多かったが、綿騙し編では魅音が犯人だったので出番が大幅に減らされてしまった。また、詩音の狂気を駆り立てる悟史が登場せず、やはり悟史なくして詩音は本領発揮されない。
そのため、顔芸枠はレナに取られつつある。キ◯ガイっぷりを披露する詩音に期待したい。