オリコンは10月25日、今年1年間に生まれた言葉の中から話題に上がった新語流行語を選ぶ年末恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」に先駆けて、2019年流行語大賞予想をランキングで公開した。案の定、ネット民からツッコミが殺到するラインナップとなった。
では、ネットが選ぶ2019年流行語大賞は?当サイトはこのニュースを取り上げた5chのスレッドに書き込まれた流行語を集計。ランキング形式にまとめてみた。
【予想】ネットが選ぶ2019年流行語大賞TOP3
1位.上級国民
・今年4月、東京・池袋でプリウスが暴走し、母子2人が死亡
⇒プリウスを運転していたのは旧通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三容疑者(88)
・2人をひき殺したのにもかかわらず、事故の衝撃で怪我をしたという理由で逮捕を免れる
⇒飯塚容疑者は通産省の元院長で瑞宝重光章という勲章を持ついわゆる「上級国民」であり、「上級国民だから逮捕されないのか?」などと世間から大きな反感を買った
・退院後も逮捕されることはなく、被害者遺族に直接謝罪しない、現場検証で捜査員に偉そうに指示・献花台をスルー、”上級警備”されるなど、全く反省せず
・2人をひき殺したのにもかかわらず、いまだ書類送検すらされておらず、”平成最後の大悪党”と世間の怒りは収まらず
・以降、犯罪行為をしたのにもかかわらず逮捕されない、罪が軽い人物に対してこの表現が使われている
【関連語】上級無罪、プリウスミサイル、プリウスロケット、飯塚アタック、飯塚チャレンジ、勲章持ち等
2位.韓国は手首切るブス(リスカブス)
・作家の岩井志麻子が関西テレビ「胸いっぱいサミット!」(5月18日放送)で発言
・今年2月に上皇さま(当時は天皇陛下)に対して謝罪を要求した韓国国会の文喜相議長をめぐる議論の中で、MCのタレントに韓国人の気質を問われた岩井が「(韓国人は)とにかく『手首切るブス』みたいなもんなんですよ。手首を切るブスという風に考えておけば、だいたい片付くんですよ」と発言した
・この発言に対し、ネットでは「表現がエグいくらい的確。さすが作家」など、岩井の発言を評価する声が多かったが、韓国人を差別するような内容であり、加えてブスという表現も含まれていたため、二重の意味で批判の対象となった
・岩井の発言に対し、関西テレビは差別的な意図を否定しつつも「そのまま放送したことは誤りだった」と謝罪した
⇒謝罪に対し、ネットでは「謝る必要はない。言葉狩りだ」との声も上がった
・謝罪騒動後もネットでは、韓国がピックアップされるたびに「(韓国は)手首切るブス」「リスカブス」の表現が使われる
・7月に番組がBPO審議入りに決定
【関連語】断韓、日韓断交
3位.り地域
・日本の安全保障上の貿易管理制度において、輸出先の国や地域を信頼性の度合いによって分類したカテゴリーの一つ
・ り地域は2019年7月現在、韓国だけが指定されている
ニコニコ大百科より
【関連語】ホワイト国、GSOMIA
▼その他、多かった流行語
・表現の不自由
・NHKをぶっ壊す
・喜本さん
・子供部屋おじさん(こどおじ)
・事務所総出
・(武蔵)ウンコ(小)杉
・めっちゃ天皇
・令和
・京アニ
オリコン2019流行語大賞予想は?
1位.あおり運転
2位.令和
3位.タピ活・タピる
4位.平成最後の○○
5位.闇営業
6位.NHKをぶっ壊す
7位.上級国民
8位.令和おじさん
9位.松本動きます
10位.(消費税)10%
ネットでは、あおり運転は2018年の流行語大賞にもノミネートされたということもあり、あまり上がらなかった。タピ活・タピるにおいては、特に「タピ活」は初めて聞いたという人が多くみられた。闇営業や令和おじさんは以外にも少なかった。