熊本市西区で警察官6人が覚醒剤取締法違反容疑で住宅を捜索しようとしたところ、捜索を拒否してハリアーに乗り込み、止めようとした警察官3人を車で引きずりながら逃走し、公務執行妨害と傷害罪容疑で全国指名手配されている藤木寿人容疑者(43)。
この記事では、藤木寿人容疑者の両親や大学、自宅、逃走ルートなどをまとめた。
藤木寿人について
両親は野田毅後援会の幹部
Buzzapは朝日新聞の報道を伝える形で、藤木寿人容疑者の両親は野田毅議員の後援会の幹部だと報じた。しかし、記事は2015年10月のものなので、現在は幹部職を降りている可能性がある。
日本大学・政治経済学科出身
みんなの大学情報によると、日本大学の偏差値は37.5から65.0。藤木寿人容疑者が在籍していた政治経済学科は法学部で偏差値は52。
藤木寿人と熊本県警の動き
7月9日午前7時半ごろ | 覚醒剤取締法違反の疑いで家宅捜索に訪れた警察官6人を押しのけ、ハリアーで引きずるなどして逃走 |
7時42分ごろ | 熊本県警が緊急配備 |
9時すぎ | 熊本県警が安心メールを送信 ⇒事前登録していた約3万人にしか受信されず 熊本県警が報道発表 |
午前 | 福岡・大川市を通り、佐賀市内に入った ⇒その後、熊本・玉名市内で逃走車両を確認 |
午後8時15分ごろ | 藤木寿人容疑者を全国指名手配 |
⇒その後の足取りは不明
自宅はどこ?
【4コマ】愛川町の逃走事件と似たような構図
▼熊本逃走
とくダネより
▼愛川逃走
スッキリより
愛川町の逃走では、横浜地検の職員5人と警察官2人の計7人で訪問。いずれも1人の犯人に対して大人数で押しかけたのにもかかわらず、まんまと逃げられる失態。熊本市の逃走では、藤木寿人容疑者は刃物などの武器は持っておらず、丸腰だったのになぜ、止められなかったのか。
なぜ、逃走を許してしまったのか?
藤木寿人容疑者の逃走を許してしまった理由について、元警視庁刑事の吉川祐二氏はこう指摘する。
「全員同時動いていた可能性も。想定外の動きに対応ができない」
7月10日放送「とくダネ!」より
容疑者が逃走するというのは果たして、想定外の動きだろうか。先月にも逃走事件があったばかりなので、当然警戒すべきではないか。
藤木寿人容疑者は上下ベージュの作業着姿で、紫色のハリアー(熊本335 や 1021)に乗って逃走。警察は250人体制で捜索しているが、いまだ発見には至っていない。