女性に平手打ちをしたとして、AAAのリーダー・浦田直也容疑者が逮捕された。これを受け、浦田のファンは「平手打ちくらいで逮捕されちゃうの?」「これが逆だったら女は逮捕されるん?されんだろ」など平手打ちだけで逮捕されたことについて、疑問や批判が飛び交っている。
有名人の平手打ち事件といえば、デヴィ夫人”怒りの平手打ち3連発”が有名である。
デヴィ夫人の平手打ち事件とは
・2014年1月15日に放送された「奥様はモンスター2」(TBS)の収録中に発生
・モンスター妻として登場したクラブホステスのA子(当時33)の挑発に激高したデヴィ夫人が、カメラが回っている中で平手打ちを三連発
⇒A子は警察に駆け込み、被害届が提出された・A子は事前に番組ディレクターから”嫌な女”を演じるよう依頼されていた
・A子は20万円の出演料を受け取っていた
・被害届提出後、担当刑事が両者に示談を勧めたが、A子が1億円ともいわれる大金を要求したため交渉は難航
⇒結局は200万円で示談が成立・衆院議員の後藤田正純氏の不倫相手がA子だった
⇒A子は騒動をきっかけに名を上げ、高級クラブを渡り歩く売れっ子ホステスに(売名成功)・番組には、A子の夫も出演していたが、現在は別れており、婚姻関係はなかった
⇒事前の打ち合わせでディレクターが「問題ない」とし、夫婦という設定で出演することになった・ディレクターは騒動後に「私は煽ってませんよね?」とAさんにトラブルの隠蔽を持ちかけたといい、TBS側が示談金200万円の一部を負担したとの情報も
・示談が成立したということで、A子は被害届を取り下げた
デヴィ夫人「A子を止められるのは”貴婦人の平手打ち”しかなかった」
一連の騒動について、デヴィ夫人は31日のブログでこのようにつづっている。
彼女の異常な〝振る舞い〟と〝言葉の暴力〟 に対し、止められるのは 貴婦人の平手打ち」 しかなかったのです。これは〝正当防衛〟ではないでしょうか!
またA子は警察に行くまでの間、毎日のように脅迫電話をしてきたという。「相当な額を出せば 被害届は出さない」という恐喝だったが、デヴィ夫人は罪を償い、断固としてA子の脅しには乗らないという気持ちだった。すると、A子は「それなら被害届を出すわよ」と言ってきたそうだ。
当初、A子と示談するつもりはなかったが、デヴィ夫人の弁護士や芸能界の重鎮らに説得され、結局応じたという。デヴィ夫人は毎日のようにマスコミに追われ、次々と仕事もキャンセルになるなど、大きな損害を受けた。
一方、A子もマスコミが追いかけまくって、仕事に行けない状態が続いたそうだ。
当時のやりとりについて、デヴィ夫人はブログで詳細につづっている。興味がある人は覗いてみてはどうだろうか。
暴行と傷害の違いは?
暴行罪の方が軽い罪で、傷害罪の方が重い罪になります。具体的に例を挙げますと、顔面を平手打ちしてしまったけれども特にケガはなかったという場合には暴行罪に該当しますが、唇が切れて血が出てしまったような場合には傷害罪に該当します。基本的に、相手にケガをさせてしまった場合には傷害罪になると考えてよいでしょう。
浦田直也容疑者とデヴィ夫人の平手打ち事件の場合、相手がけがをしていないため暴行罪となる。
暴行罪は
2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料
となっている。