有価証券報告書に虚偽の記載をしたとして、金融商品取引法違反容疑で逮捕された日産のカルロスゴーン会長。その後の調べで、海外4都市で利用していた高級住宅はオランダの日産子会社が購入し、家族らに無償で使わせていたことも判明した。
カルロスゴーン会長が自宅として使っていた、海外の高級住宅とは?
日産カルロスゴーン会長 海外4都市の自宅がヤバい
報道によると
■レバノン・ベイルート
11月21日放送「モーニングショー」より
・ベイルート中心部の高級住宅街にある一戸建て
・地下2階、地上3階建て、屋上付き
・入り口には監視カメラが設置され、高さ5メートルの外壁で囲まれている
・1か月に1度は利用しており、専属のコックらも雇用
・数年前に約3億5000万円かけてリフォームされた
■ブラジル・リオデジャネイロ
11月21日放送「モーニングショー」より
・リオの観光地・コパカバーナの海岸沿いにある12階建ての高級マンション
・6階のワンフロアすべてがカルロスゴーン会長の自宅
・広さは約600平方メートル
・価格は約5億円
・年に数回、カーニバルの時期などに訪れ、家族と一緒に過ごしていた
■フランス・パリ
11月21日放送「ミヤネ屋」より
・セーヌ川とエッフェル塔にほど近いパリ西部の高級住宅街にあるマンション
・伝統的な石造りの6階建て
・元フランス大統領や有名サッカー選手が暮らす地区にある
・門扉は暗証番号を入力して開ける仕組みで、1階には表札なし
・4階のワンフロアすべてがカルロスゴーン会長の自宅
・広さは300平方メートルはある
・カルロスゴーン会長は複数の運転手を抱え、迎えに来る黒塗りの車もルノーや日産など、車種はいろいろ
・帰宅時はボディーガードが付き添う
・価格は約7億円
・カルロスゴーン会長は頻繁に見かけられていたが、家族を見かけることはほとんどなかった
・自宅には多くの閣僚や俳優が食事に訪れていた
■オランダ・アムステルダム
11月22日放送「モーニングショー」より
・アムステルダム中心部の閑静な住宅街にあるマンション
・近くにはフォンデル公園
・地上3階建てで、2階がカルロスゴーン会長の自宅
・価格は約2億円
・天井が高く、大きな窓がある開放的な空間
・人が住んでいる様子はなかった