「鬼滅の刃 興行収入 ずるい」なぜ?

「鬼滅の刃 興行収入 ずるい」なぜ?

Google検索に「鬼滅の刃」と入力すると「興行収入 ずるい」といったサジェストがヒットする。おそらく、7月18日に公開された劇場版「鬼滅の刃 無限城編」のことだと思われるが、なぜずるいのか。

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おそらく入場特典が理由

Xで「鬼滅の刃 興行収入 ずるい」と検索すると、いくつかのポストが同様の切り口で書いた記事をリンクしていた。

記事によると

「鬼滅の刃 興行収入 ずるい」の理由について

・特典商法

・コロナ禍での公開

・ファン層の広さとリピーターの多さ

・コロナ禍からの市場回復で動員しやすい環境

・上映回数の多さとIMAXなどのプレミアム上映

・ネタバレによる話題性の増幅

などが挙げられていた。

「コロナ禍での公開」ということで、2020年10月に公開された劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」での話も含んでいるようだ。

この中で「ずるい」と言われそうなのは、やはり特典商法だろう。

無限列車編でも特典商法が批判され、無限列車編が千と千尋の神隠しを抜いて日本の歴代興行収入1位になったのは特典商法のおかげだと言われている。

無限城編でも「原作者・吾峠呼世晴イラスト 特製アートスタンド」を全国合計500万に配布している。合わせて「非売品劇場用ポスターデザインカード」を全6種類から1つランダムで同封するランダム商法もやっており、むしろこちらで入場客を釣る手法に出ている。

入場者特典、しかもランダム商法で何度も入場客に来てもらう仕組みは批判されがちだが、これをやっているのは何も鬼滅だけじゃない。他のジャンプ作品やジャンプ作品以外でもやっている。

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ジャンプ映画が100億円突破するたびに株が上がるコナン映画

今年公開の映画「隻眼の残像」は興行収入144億円を突破した

しかし、ジャンプ映画が特典商法をやっている限り、ライバル誌サンデーの看板である名探偵コナンを“真の意味”で一生超えられないだろう。

コナン映画は基本的に入場者特典なし(あった時もランダム商法はなかった)。毎年上映し、2023年公開の「黒鉄の魚影」以降、毎年興行収入100億円を超えている。

特典商法なしで興行収入100億円を超える日本のアニメ映画は、今やコナン映画くらいではないか。2023年公開のジブリ映画「君たちはどう生きるか」は入場者特典なしだったが、興行収入94億円とあと6億円足りず。

あのジブリですら、入場者特典なしでは興行収入100億円行かないわけだ。そう考えると、コナン映画凄すぎないか。

鬼滅やジャンプ映画が興行収入100億円を更新するたびに、入場者特典なしで毎年興行収入100億円突破するコナン映画が凄いとなる。いつものパターンだ。

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