モンハンワイルズのTAが実はチーターだった。そんなケースが続出している。
そんなワイルズだが、4月4日のアプデで追加された闘技大会のレコードランキングもチーターに荒らされまくっていると話題だ。現在、どのような状況なのか、一緒に見て行こう。
これはひどい
まずは闘技大会。闘技大会は指定された装備でモンスターを狩るというもの。自分が得意な武器種がなかったり、あったとしても自分が構築したスキル構成ではないため、普通にやるより時間がかかるはずだが、レコードランキングはとんでもない結果になっている。
チャタカブラの場合、1位が17。これは17秒ではなく(17秒でもあり得ないタイムだが)、秒の後ろにある末尾となっている。
ストップウォッチを目押しで止めても17というのはまず出ない。それを狩猟で実現するのはまず不可能だ。
続く2位が2秒1。3位が3秒42。4位が4秒66。5位が8秒58となっている。いずれも通常プレイでは不可能な領域だ。
レコードランキングは1万位まで見れるが、最下位でも2分12秒14。本来であれば、このタイムあたりから上位に入るはずだが、多くのランキングはあり得ないタイムで埋め尽くされている。
また、この2分12秒というタイムもかなり早く、まともに出した人はどれだけいるのやら。ランキングの半分以上はチートだと思われる。
チャレンジクエストも装備固定だが、やはりあり得ないタイムが並んでいる。
1位は“また”「Maiken」だが、こいつは確実にやっているだろう。
カプコンはこの状況を把握しており、アプデ日の夜、明らかに異常なクリアタイムについてはランキングから除外する一次対応を実施したと発表した。
最終的なランキング結果は集計期間を経て、不正タイムを除外した上でランキング反映・報酬配布。ランキングの不正行為(チート・外部ツールの利用)が認められた際にはアカウント停止を実施する場合があるとした。
カプコンがちゃんと仕事するのか。今後の対応に期待が高まる。
【お知らせ】
現在、「闘技大会クエスト」「チャレンジクエスト」のランキングにおいて、不正または不具合によるクリアタイムを確認しております。
明らかに異常なクリアタイムについてはランキングから除外する一次対応を実施いたしましたことをお知らせいたします。■注意事項… pic.twitter.com/eV5UwpxHlC
— 【公式】モンスターハンターワイルズ (@MH_Wilds) April 4, 2025
最速クリアは生放送以外信用するな
モンハンのTAは基本的に録画した動画を、YouTubeなどの動画サイトにアップする形で公開するのがメジャーだ。闘技大会もこの形式をとっている走者が一定数おり、ゲーム内でも記録される。しかし、動画やゲーム内記録はいくらでも小細工も不正もできる。
真に潔白を証明するなら、RTAのように生放送でやるべきだろう。生放送であれば、チートツールやMODを使う場面も配信されてしまうので、不正は早々できない。
筆者はTAで使われている装備やチャートを攻略として取り入れることはあるが、決してうのみにはしていない。いくらでも不正できる環境である以上、チート使用は完全否定できないからだ。
モンハン界隈では、主に他人のTAでマウントを取ってくる輩が一定数いるが、今回の件でTAをうのみにしている輩にはいい教訓になったのではないか。