モンハンワイルズでは、過去作で猛威を振るっていた多くのスキルがナーフされた。弱点特効もその一つだが、発売前だとその内容は分からなかった。発売後、その効果が明らかとなったので紹介したい。
モンハンワイルズでナーフされた弱点特効の効果
モンスターを攻撃した際、その部位に攻撃がかなり有効であれば、会心率が上がる。
Lv.1:有効部位への攻撃時、会心率+5%
傷口への攻撃時、さらに会心率+3%Lv2:有効部位への攻撃時、会心率+10%
傷口への攻撃時、さらに会心率+5%Lv3:有効部位への攻撃時、会心率+15%
傷口への攻撃時、さらに会心率+10%Lv4:有効部位への攻撃時、会心率+20%
傷口への攻撃時、さらに会心率+15%Lv5:有効部位への攻撃時、会心率+30%
傷口への攻撃時、さらに会心率+20%
レベル5になったことで、レベルごとの上昇値が大きく減少。レベル1からレベル4は5%ずつ、レベル5は10%上がる。
また、傷口への攻撃時、さらに会心率が上がる仕様となった。レベル2以降は5%ずつ上がる。アイスボーンでクラッチクローが実装された弱点特効と似たような効果になった。
▼アイスボーンの弱点特効の効果
Lv1:弱点部位への攻撃時、会心率+10%
傷がついていれば更に+5%Lv2:弱点部位への攻撃時、会心率+15%
傷がついていれば更に+15%Lv3:弱点部位への攻撃時、会心率+30%
傷がついていれば更に+20%
このほか、破壊王は部位破壊しやすくなる効果のほか、集中弱点攻撃で傷口を破壊した時のダメージが上昇する効果が追加。まさかの火力スキル化した。なお、上昇値は変わっていない。
ワイルズの看板モンスターであるアルシュベルドの装備にはスキル「鎖刃刺撃」と、シリーズスキル「護鎖刃竜の命脈」がついている。
いずれも、傷に関するスキルとなっており、鎖刃刺撃はモンスターの傷口を破壊した時、体力が回復する。護鎖刃竜の命脈は傷をつけやすくなり、攻撃でダメージを蓄積させると、追加で無属性ダメージが発生する。
ワールドから続投する歴戦の個体は、ワイルドで歴戦傷という新システムが追加された。歴戦傷は通常の傷口とは別物で、こちらも歴戦の個体を狩猟するうえで重要なシステムとなる。
このことから、ワイルズでは傷口がかなり重要になりそうだ。いかに効率よく傷をつけて与ダメージを上げ、傷口破壊して大ダウンを取るか。
乗ったときのナイフ攻撃は傷口をつけやすく、過去作以上に乗りの重要度が高い。乗りやすくなる乗り名人や滑空の装衣も重要度が高まるはずだ。
ただ今作、乗り名人はグループスキル限定となり、特定の防具を3部位も装備する必要がある。滑空の装衣はまだ確認されていないが、不動の装衣や回避の装衣は続投したので、おそらくあるはずだ。
集中モード中に繰り出せる集中弱点攻撃は、傷口にヒットさせると一度で傷口破壊を起こす。また、一部の武器種は恩恵がある。
今のコンテンツでは、武器を適当に振り回しているだけでクリアできてしまうが、今後のアップデートでそれだけでは倒せない敵も出てくるはずだ。今のうちに、傷口についてもっと理解を深めるべきだろう。
ただ、傷口が重要になればなるほど、傷口破壊マナーが再燃する可能性がある。近いうちにまた話題になるかもしれない。