ポケモン剣盾に初登場した御三家の夢特性が6月2日に解禁された。シングルでは、わずか2日でエースバーンが使用率トップ4に浮上。夢特性「リベロ」は伊達じゃなかった。
エースバーン、シングルトップ4に急上昇!
これは、6月4日午後4時現在のシングル・ポケモンランキング。元々、エースバーンの使用率は高めだったが、リベロが解禁されたことで使用率が急上昇。わずか2日でトップ4入りした。
ズキュントスが崩壊!
ズキュントスとは、ドリュウ(ズ)、ミミッ(キュ)、カビゴ(ン)、ドラパル(ト)、トゲキッ(ス)の順に最後の文字を採ってつなげた略称。この6体はシーズン7までのシングル環境で使用率トップ6にランクインしていたポケモンたちだ。
しかし、エースバーンのトップ4入りで崩壊。このままエースバーンのトップ4入りが続けば、別の名称が考えらえると思われる。
ダブルでは、CHALKというCresselia(クレセリア)、Heatran(ヒードラン)、Amoonguss(モロバレル)、Landorus(霊獣ランドロス)、Kangaskhan(ガルーラ)の順に頭文字を繋げた構築が有名だ。筆者はダブルメインなので、こちらの方が馴染みが深い。
ゴリランダーも急上昇!ダブルでも2体がランクイン
▼シングル
▼ダブル
個人的にはインテレオンに注目
エースバーン、ゴリランダーが株を上げる中、インテレオンはトップ30入りせず、蚊帳の外になっている。よって夢インテレオンは弱いと思う人もいるだろうが、筆者はそうは思わない。
夢インテレオンは「スナイパー」。自分の攻撃が急所に当たると、ダメージが1.5倍から2.25倍になる。エースバーンのリベロ(自分の出した技と同じタイプになる)、ゴリランダーのグラスメイカー(戦闘に出ると5ターンの間、場の状態を『グラスフィールド』にする)に比べると地味に思えるがとんでもない。
インテレオンは専用技「ねらいうち」を覚える。威力80の水技で急所率+1、さらに「よびみず」「いかりのこな」「このゆびとまれ」「サイドチェンジ」の効果を受けずに攻撃できる。
また、急所率を2段階上げられる「きあいだめ」を覚えるので「きあいだめ」をした次のターンには、急所率最大かつ誘導特性・技に影響されずダメージが2.25倍された「ねらいうち」を撃てるのだ。
その上で「いのちのたま」を持たせ、「てだすけ」するか天候を雨にすれば、奇跡サマヨールですら確一にできてしまう、とんでもない火力を持つ。
ダブルでは、よびみずトリトドン、このゆびサイチェンといった誘導技が多く、また現ダブル環境では水技が非常に刺さるので、ねらいうちの需要は高い。それをダイマックス技を超える火力で撃てるインテレオンが弱いはずないのだ。
現在、筆者はインテレオン構築を作成している。納得のいく結果が出たら公開したい。