1月10日午後4時前、法政大学多摩キャンパスで社会学部の講義中に突然ハンマーを振り回し、男女8人を負傷させたとして、傷害容疑でハンマー女が逮捕された。
逮捕報道後、ネットでは「また韓国人の仕業か…」などとヘイトスピーチが飛び交ったが、犯人は法政大社会学部3年で自称・韓国籍のユ・ジュヒョン容疑者(22)と、ガチで韓国人だった。そのため、韓国ヘイトが加速している。
そんな法政大のハンマー女だが、このネタを聞いて真っ先に思い浮かんだのが人気漫画「名探偵コナン」だ。
名探偵コナンのハンマー女
今回の事件を受けたコナンファンの中には、原作第60巻File6-8、アニメ第530話-第531話の「都市伝説の正体」を思い出した人もいるのではないか。
このエピソードでは、大柄で長身の男が髪の長い女性ばかりを襲う事件が頻発。いずれも凶器がハンマーであることから、ハンマー男と呼ばれていた。
しかし、犯人はなんと女でハンマー女だった。
犯人のハンマー女(この時はスパナ女だが)。原作もアニメも名前はなかった
動機は、自分を捨てて出て行った男への逆恨み。髪の長い女性ばかり狙ったのは、男が出ていくときに連れていた女性がそうだったから。
一方、法政大のハンマー女の動機はいじめへの逆恨みだった。
失恋にいじめときっかけこそ違うが、いずれも当事者ではなく無関係の人を手にかけている。法政大のハンマー女に関しては、いじめっ子をハンマーでボコボコにしたなら少しは同情の余地もあったかもしれないが、その憂さ晴らしで関係ない人を襲っても世間の反感を買うだけだろう。
時事通信によると、法政大のハンマー女は数カ月前にも学生を突然たたいたり、暴言を吐いたりするなどトラブルを起こしていたという。これが事実だとしたら、いじめられるのも自業自得と言える。