1月19日に早期アクセスがリリースされたパルワールド。2月1日には総プレイヤー数1900万人突破。Steam版約1200万本、Xbox版約700万人との内訳だが、後者は”人”ということで、売上自体はSteam版の1200万本と思われる。
リリースから2週間で1200万本を売り上げたほか、1月28日には同時接続数210万人越えを達成。現時点で最大同接数となっている。
そんなパルワールドも、リリースから2月9日でちょうど3週間を迎えた。しかし、すでに失速しているようだ。
Steam売上1位から転落
全盛期はSteam売上1位をとっていたが、現在は2月8日にリリースした東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロストがトップになり、パルワールドは6位に転落した。
同接数が100万人きる
直近のSteam同接数は100万人をきり、同接ランキングではカウンターストライク2に抜かれ2位に転落した。
YouTubeの同接数も現在、4000人程度に失速した。
今の時間は配信が活発ではないということもあるが、全盛期はいつの時間帯でも同接トップ(左上)におり、そういった意味でも失速したと言える。
メディアで取り上げられることも減った
全盛期のときはメディアで取り上げられる機会も多かった。特にまとめサイトはパルワールドを持ち上げる報道が多かったが、最近はパルワールドを取り上げること自体少なくなった。パルワールドではもう数字が取れないからだろう。
パルワールドはポケモンやARKのパクリゲーと言われ、ポケモンを倒すのではないかと期待された。
かつてガチでポケモンに勝った妖怪ウォッチは、バズった2014年に発売されたゲーム「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」が同年発売のゲーム「ポケットモンスター オメガルビー/アルファサファイア」の売り上げを超え、同年発売ゲームで1位を達成。
同年公開のアニメ映画「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」はポケモン映画で歴代興行収入トップの「ミュウツーの逆襲」を超え、ゲームとアニメでポケモンを超えた。
そんな妖怪ウォッチでも年内はずっと勢いあったが、パルワールドはすでに失速の兆しを見せている。
そもそも、パルワールドはポケモンを超えていない。総プレイヤー1900万人としても、最新作のポケモンSVの総売り上げは先日の任天堂決算で2436万本になったことが明らかとなった。
まずはこれを超えないことには話にならないだろう。