アニポケ114話が6月10日に放送された。今回はシンジ回だが、どのような内容だったのか紹介したい。
マスターズトーナメントでサトシは過去ポケを使わないことが確定
サトシとポケモンたちはマスターズエイトに向けて特訓を重ねていた。そんな中、オーキド博士から遊びに来ないかと誘われ、研究所に行くことに。
研究所につくと、サトシのポケモンたちが迎えてくれ、やっぱり一番乗りはベイリーフ。そんなポケモンたちにサトシは報告があるとし、マスターズトーナメントを勝ち抜いてダンデとバトルするからみんなのパワーを分けてほしいと語った。
このことから、やはりマスターズトーナメントではサトシは過去ポケモンを使わないのは確定した。
シンジはトーナメントにエントリーしていなかった
ゴウカザルの熱に触れ、吹っ飛ばれたゲンガー。さらにエレキブルの電撃を受けてしまう。エレキブルはシンジのもので、オーキド博士はサトシを驚かせようと昨日から研究所に来ていたことを黙っていたと語った。
シンジは「オーキド博士はポケモン研究の第一人者だ。ポケモンを深く知りたければ博士のもとを訪ねる。おかしな話じゃない」と、あくまでオーキド博士に用があったとワケを語る。
ピカチュウとサルノリに付き合うエレキブルに、シンジは「遊んでやれ」を声をかける。以前のシンジなら、さっさとエレキブルを戻し去ってしまっただろう。
話し合いモードのサトシ、ゴウ、シンジ。胡坐をかくシンジがなんかワロタ。サトシは、シンジにチャンピオンシップスにエントリーしていないのか、と視聴者も気になっているであろうことを尋ねる。
シンジは「お祭り騒ぎは好きじゃない」とし、エントリーしていないという。地方リーグ大会もお祭りのようなものだが、そこはツッコんではいけない。
サトシは「だったらさ今やろうぜ、バトル!」と、シンジにバトルを申し込む。シンジは「交代なしの3対3だ。ただしお前はマスターズトーナメントで使うポケモンだけだ」と条件つきで快諾した。
サトシとシンジの初バトルはシンオウ地方のナナカマド研究所だった。あの時はシンジから3対3のバトルを申し込んでおり、今回は逆となった。
「炎の特訓バトル」はゲンガーとゴウカザルのことだった
みんなを呼んでくるといって飛び出したサトシ。ゲンガーを呼びに行くと、ゴウカザルとの特訓で習得した「おにび」がサトシを襲うが、ゴウカザルのおかげで難を逃れる。タイトルの「炎の特訓バトル」はゲンガーとゴウカザルのことだった。
そしてはじまるサトシVSシンジ。シンジの1番手はギャラドス。サトシの1番手はルカリオ。タイプ相性で不利なルカリオだが、バレットパンチを習得し1戦目はルカリオが勝利した。
続いて、シンジの2番手はガブリアス。サトシの2番手はカイリュー。対人戦の話だが、さめはだガブリアスだと、マルスケカイリューでも不利だが、今回はカイリューが敗北した。しかし、りゅうせいぐんと一緒に突っ込むと荒業を披露した。
お互い1勝ずつの最終戦は、シンジがメタグロス。サトシがゲンガー。タイプ相性ではゲンガーが有利で、苦戦を強いられるもゲンガーの勝利となった。
サトシのためにトーナメント対策パーティで挑むシンジ
敗れたシンジだが、ポケモンたちに「ご苦労だった」と声をかけており、これも以前とは考えられない行動だ。そんなシンジの手持ちポケモンは
・ギャラドス=ワタル
・ガブリアス=ガブリアス
・メタグロス=ダイゴ
のエースポケモンであり、これは偶然かというゴウの問いに笑みを浮かべるシンジ。オーキド博士に会いに来たと言っていたが、実はサトシのためにマスターズトーナメント対策パーティで挑んでいたようだ。
研究所を後にするシンジに、サトシが「またバトルしような」と声をかけると、シンオウリーグでの激闘の後のように手を挙げてくれた。そんなシンジに「かっこよすぎっしょ」と称えるゴウ。怖いという第一印象が嘘だったかのようだ。
オーキドいわく、シンジにはジムリーダーにならないかと声がかかっているという。
12年ぶりとなるサトシとシンジのバトル。また、シンジのエレキブルと激闘を繰り広げたゴウカザルによる特訓でゲンガーが「おにび」を覚えたのは中々熱い。サトシのルカリオもゲッコウガから特訓を受けており、過去ポケは出ない代わりに、意思は受け継がれている。
ゲッコウガは水、ゴウカザルは炎の御三家であり、もしかすると草御三家の特訓もあるかもしれない。サトシの草御三家はフシギダネ、ベイリーフ、ジュカイン、ドダイトス、ツタージャ、モクロー。この中で特訓してくれそうなのはフシギダネとジュカインあたりだろうか。
今回のアニポケでは、ミジュマルとジュカインがネギガナイトに特訓していた。ダークライを倒したことでも有名なジュカインの特訓は心強い。
ただ、シンジはあくまでトーナメント対策パーティであり、即席で集めたような感じでシンジのベストパーティではなかったこと、対策パーティなら誰かはメガシンカしてほしかったというのはある。