【カロス御三家の悲劇再来】レジェンズアルセウスの御三家、ヒスイダイケンキしか人権なかった!デザインも性能も圧倒的

【カロス御三家の悲劇再来】レジェンズアルセウスの御三家、ヒスイダイケンキしか人権なかった!デザインも性能も圧倒的

レジェンズアルセウスで、冒険の最初にもらえる御三家の最終進化はヒスイのリージョンフォームとなる。フラゲで一足早くデザインを見た人は口をそろえてヒスイダイケンキを絶賛したが、種族値などの性能はどうなのか。

特性はまだ判明していないものの、御三家の通常特性は草→しんりょく、炎→もうか、水→げきりゅう、となっており、通常特性を前提につづりたいと思う。

スポンサードリンク

ヒスイジュナイパー

体色は緑から赤となり、フクロウっぽさはなくなったものの、江戸時代の旅人みたいな見た目となっている。

タイプは草・ゴーストから草・格闘に変わり、HP、攻撃、防御など物理面が上がったが特攻、特防といった特殊面は下がり、素早さも落ちた。

原種:HP78-攻撃107-防御75-特攻100-特防100-素早さ70(合計530)
ヒスイ:HP88-攻撃112-防御80-特攻95-特防95-素早さ60(合計530)

使うとしたら「3ほんのや」を早業で使い、その効果で相手の守りの力を下げるとともに、きあいだめ状態にし、次のリーフブレードで確定急所を狙うことだろう。

しかし、同じタイプの組み合わせのヒスイドレディアも、しょうりのまい(攻めの力と守りの力を上げ、与ダメージが1.5倍になる)を使うことで、同じくらいの火力が出せる。ヒスイジュナイパーは素早さが60しかなく、早業でも2回行動できない可能性があるが、ヒスイドレディアの素早さは105あるため、早業で打てば2回行動をとりやすい。

また、ヒスイドレディアはヒスイジュナイパーが覚えないインファイトを覚え、さらに「ねむりごな」といった変化技もある。ねむりごなは命中80に上方修正され、地味に強化された。

現状、使うならヒスイドレディアでよくね状態である。

スポンサードリンク

ヒスイバクフーン

荒々しい原種から一転、弱弱しい見た目となったヒスイバクフーン。発売前は一番不評なデザインだといわれた。タイプはゴーストが追加された。

種族値は特攻が10増えたが、HPと素早さは5ずつ減った。

原種:HP78-攻撃84-防御78-特攻109-特防85-素早さ100(合計534)
ヒスイ:HP73-攻撃84-防御78-特攻119-特防85-素早さ95(合計534)

炎技は「かえんほうしゃ」かオーバーヒート、ゴースト技は「ひゃっきやこう」かシャドーボールあたりか。オーバーヒートは撃った後攻めの力が下がり、「ひゃっきやこう」は威力60で、状態異常だと威力が2倍となるため、安定は「かえんほうしゃ」とシャドーボールだろう。

しかし、サブウエポンはノーマル技の「はかいこうせん」くらいしかなく、ウエポンに恵まれない。

ヒスイバクフーンより、はかいこうせんをタイプ一致で撃て、かえんほうしゃも覚えるヒスイゾロアークのほうが無難だろう。今作の「はかいこうせん」は威力120に引き下げられたが、打った後は反動がなく、非常に強力な技となっている。

ほかにも、行動順を上げられる「かげうち」や、「うらみつらみ」は「ひゃっきやこう」と同じタイプの技で威力60、状態異常だと威力が2倍となる。

ヒスイゾロアークはノーマル・ゴーストで、特攻は125とヒスイバクフーンより高い。素早さも110で勝っている。ヒスイバクフーンを使うくらいなら、ヒスイゾロアークでいいだろう。デザインも、ヒスイゾロアークのほうがかっこいい。

スポンサードリンク

ヒスイダイケンキ

まるで闇堕ちしたかのように、一部が黒くなったダイケンキ。ミジュマルは偽ポッチャマだと罵られ、ダイケンキに進化したところで秀でた能力はなく、夢特性もシェルアーマーという外れ特性で、技も特にダイケンキならではのものもない。

ゆえに、数ある水タイプと差別化できておらず、水御三家どころか御三家でも最弱クラスということで「使えない大便器ww」などと馬鹿にされ続けた結果、闇堕ちしたかのようだ。

タイプは悪が追加され、まさに闇堕ち状態。種族値は攻撃、素早さが上がり、HP、防御、特攻、特防が下がった。

原種:HP95-攻撃100-防御85-特攻108-特防70-素早さ70(合計528)
ヒスイ:HP90-攻撃108-防御80-特攻100-特防65-素早さ85(合計528)

専用物理技「ひけん・ちえなみ」がなかなかの壊れ性能だ。威力65、命中90と数字は大したことないが、ヒットすると相手が行動するたびに定数ダメージを与える。定数ダメージは確認しところ、6分の1だった。「キョダイゴクエン」「キョダイベンタツ」などと同じダメージ量。それだけでも非常に強力だ。

「キョダイゴクエン」や「キョダイベンタツ」はお互いのターン終了時にダメージを与えるが、「ひけん・ちえなみ」は相手が行動するたびにダメージを与える。早業などで2回行動すると、行動のたびに6分の1ダメージが発生するのだ。

また、「ひけん・ちえなみ」は急所に当たりやすい技でもある。技のダメージだけでなく、相手が行動するたびに6分の1の定数ダメージが発生し、しかも急所に当たりやすい。ほか御三家の専用技がかすんで見える性能だ。

ほかの技は、行動順が早くなる「アクアジェット」、サブウエポンの「どくづき」「サイコカッター」、対ドラゴンなどの「れいとうビーム」あたりが候補となる。

「ひけん・ちえなみ」の火力を出すため、物理型で運用するのがおすすめだ。そもそも、特殊型だとエンペルトと同じような技構成となり、向こうは特攻111で負けているうえ、今作ではウェーブタックルという、威力75で反動ダメージを受けるが行動順が早くなる技を習得したため、劣化となってしまう。

物理水としては、ヒスイダイケンキと同等の性能を持ったポケモンはいない。攻撃125のギャラドスは「かみくだく」を覚えるが、タイプ不一致なうえ「ひけん・ちえなみ」の定数ダメージを含めた火力には及ばず、攻撃115のイダイトウは物理ゴースト技を覚えない。

物理にしたことで、のちにゲットするパルキアとも差別化されている。今作に至っては、パルキアよりディアルガのほうが強いかもしれない。ときのほうこうの反動がなくなったからだ。そのため、水タイプはヒスイダイケンキに明け渡すことができる。

物理悪も、攻撃125のドンカラスと攻撃120のマニューラは、最大火力の悪技が威力70の「つじぎり」で、やはり「ひけん・ちえなみ」には及ばない。

デザインだけでなく、性能も御三家トップに輝いたヒスイダイケンキ。ヒスイダイケンキ以外の御三家は何かの下位互換であり、もはやヒスイダイケンキしか人権がないといっても過言ではない。水御三家だけ優遇されているということで、カロス御三家のゲッコウガの悲劇再来ともいえよう。

カロス御三家も、人気も性能もすべてゲッコウガが持っていった。ブリガロンとマフォクシーに関しては、進化前のほうがかわいいということでまだ人気があった。アニポケでも、シトロンやマロンのハリマロンは進化せず、セレナのフォッコはテールナーにしかならなかった。

偶然か、ヒスイゲッコウガのタイプはゲッコウガと同じ水・悪である。人気と性能がいいのは必然だった。

この記事を見ている人で、今からレジェンズアルセウスをプレイする人がいれば、悪いことは言わない。ミジュマルを選ぶべきだ。ほかの御三家はクリア後にラベン博士からもらえるため、あせって手に入れる必要はない。

スポンサードリンク

※「コメント」以外の入力は任意です
※スパム・荒らし対策のため承認制です
※承認は確認次第するため、同じ内容の連投はご遠慮ください