ポケモンユナイトが10月20日、バトルバランスを含むアプデされる。今回のバトルバランスの調整で、ついにカジリガメとサンダーがナーフされ、ロトムが強化される。
ポケモンユナイト、10月20日のアプデ内容
予定日時:2021年10月20日(水)16:00
アップデート内容
・「ハロウィンナイト in マールスタジアム」開催!
・マールスタジアムが期間限定でスペシャルに模様替え!
・イベント期間中のマールスタジアムでは、バトルアイテムの代わりに「カボチャ」が使用でき、カボチャを投げて、相手のポケモンにかぶせることができるよ。■バトルバランスの調整
●ピカチュウ
かみなり:相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。
ボルテッカー:相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。●ヤドラン
ドわすれ:わざの待ち時間を短くしました。HP回復量が増加しました。●ゲンガー
ステータス:レベル5以降、特殊ダメージを与えた際に、与えたダメージに応じて体力を回復するようになりました。●カメックス
ハイドロポンプ:相手のポケモンに与えるダメージ量が減少しました。
しおふき:わざの待ち時間を短くしました。
ユナイトわざ:ハイドロタイフーン 相手のポケモンに与えるダメージ量が減少しました。●フシギバナ
ギガドレイン:わざによって自分に与える効果を弱くしました。HP回復量が減少しました。
ソーラービーム:相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。●ルカリオ
ステータス:攻撃を下げました。
とくせい「ふくつのこころ」:とくせいの発動頻度を下方修正しました。
ユナイトわざ:フルフォースブラスト わざ使用後にグロウパンチを使用することで、ユナイトわざのダメージを増加させることができていた不具合を修正しました。●ガブリアス
通常攻撃:通常攻撃を速くしました。
ドラゴンダイブ:相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。●ゼラオラ
ワイルドボルト+:複数の相手ポケモンに命中した際に、想定以上のダメージを与えていた不具合を修正しました。●ウッウ
ダイビング:わざ使用後にウッウが正しく表示されなくなることがある不具合を修正しました。●ファイアロー
とくせい「はやてのつばさ」:KOされて復帰した際に、とくせいの効果が発動していなかった不具合を修正しました。●レモータスタジアム
サンダー:KO時に獲得できるエオスエナジーが減少しました。●レモータスタジアム
カジリガメ:KOした際に味方チームに付与されていたシールドの量が減少しました。KO時に獲得できる経験値が減少しました。●レモータスタジアム
ロトム:ロトムをKOしたあと、相手ゴールに向かうまでの移動速度・HP・攻撃を上げました。ゴールエリアを故障させた際の効果時間を延長しました。
やっときたカジリガメ・サンダーナーフ&ロトム強化
やはり大きいのは、カジリガメとサンダーナーフおよびロトム強化だろう。これについてはスマホ版が出る前から散々言われており、待ちに待った調整である。
カジリガメは、KOした際に味方チームに付与されるシールド量の減少および獲得経験値の減少。特に後者が大きいだろう。
カジリガメは開始3分後に登場。KOするとロトムの2倍ちょっとの経験値が味方チーム全員に付与され、相手チームと1、2レベくらいの差をつけられる。そのため、ポケモンユナイトは“カジリガメゲー”と言われ、カジリガメに来ないプレイヤーを地雷扱いする人も少なくない。
獲得経験値がどれくらい減るかにもよるが、ロトムくらいになれば“カジリガメゲー”にはならないかもしれない。
サンダーはKO時の獲得エナジーが減少。サンダーはKOしたプレイヤーにまず30エナジーが与えられ、続けて自分を含む味方チーム全員に20エナジーがもらえる。サンダーを倒したプレイヤーには計50エナジーが与えられ、ラスト2分間でエナジーが2倍となるため、100エナジーをゴールすることができる。
さらに、相手チームに落雷が落ちて数秒間行動不能となり、20秒間はゴールが故障して一瞬でゴールできるようになる。
よほど点差が開いていない限り、サンダーを倒されてしまえば逆転されるため、ポケモンユナイトは“カジリガメゲー”であり“サンダーゲー”だとずっと揶揄されてきた。
サンダーに関しては、獲得エナジーがどれくらい減るかにもよるが、これだけでは大したナーフにならないと思う。獲得エナジーの減少に加え、ゴールの故障時間も短くすべきではないか。
ロトムはKOした後、相手ゴールに向かうまでの移動速度、HP、攻撃の上昇およびゴールエリアを故障させた際の効果時間を延長。ステータス上昇はロトムのことだと思われる。
ロトムはKOしたチームの味方となり、相手ゴールに到達すると15秒間、ゴールが故障して一瞬でゴールできるようになる。また、近くにいる相手チームを攻撃し、その際の火力や自身のHPが上がってKOされにくくなるのだろう。
ロトムのステータス上昇はいいとして、ゴールエリアの効果時間より獲得エナジーを増やした方がいいのではないか。
カジリガメとサンダーのナーフ次第では、まだまだロトムが日の目を浴びるのは厳しいかもしれない。
待望のルカリオナーフ
ポケモンの調整については、やはりルカリオナーフが大きいのではないか。火力が下がり、特性「ふくつのこころ」の発動頻度が下方修正。ユナイトわざのバグも修正される。
ふくつのこころは、HPが半分以下になると移動速度が上がり、シールド効果を得る。シールド効果を得ることでアタッカーでありながら固くなり、ナーフが熱望されていた。
発動頻度が下方修正ということで、本編の「もうか」などのように、HPの3分の1くらいになったり、再度発動するまでのクールタイムが長くなるのではないか。
ますます固定砲台となるフシギバナ
フシギバナはギガドレインをナーフし、ソーラービームが強化される。現環境のフシギバナはギガドレイン&はなびらのまいが多かったそうで、今回のアプデでヘドロばくだん&ソーラービームが主流となるか。
ゲンガー復権?
ゲンガーはレベル5以降、特殊ダメージを与えた際に与えたダメージに応じて体力を回復するようになった。たたりめがナーフされてから、ほとんど使われなくなったゲンガーだが、今回の強化で新たな使い道ができたのではないか。
今度こそガブリアスにワンチャン?
ガブリアスは通常攻撃が早くなり、ドラゴンダイブの火力が上がる。ガブリアスは5回目の通常攻撃から強化攻撃となり、火力が高まりHP回復効果が付く。攻撃スピードも速くなるが、今回のアプデでさらに強化されるのか、5回目までの通常攻撃も速くなるのか。
ガブリアスは過去2回強化されているが、環境入りするほどには至っていない。ガブリアスを選ぶプレイヤーは地雷で通報する人もいるらしいが、今度こそマイナスイメージを払拭できるのか。