スイッチ版のリリース以来、さまざまなバグが発生しているポケモンユナイト。しかし、今回のバグは“ゲーム崩壊レベル”の超致命的なものとなっている。
SNSなどでは「異世界バグ」と称されているが、一体どんなバグなのか。
異世界バグとは
動画によると
・異世界バグは試合開始直後に発生
・バグ発生者はbotサーバーに飛ばされ、ほかのプレイヤーは壁に向かって走り続けたり誰もいないところで技を撃ち続けるなどの挙動
・そのため、なろう主人公のように無双できるが、ここでの成績はリアルサーバーに反映されず、リザルト画面は負けになることが多い
→勝敗はbotサーバーでの結果で、リザルト画面はリアルサーバーでの結果で決まる模様
(点数はbotサーバーでの結果だが、リアルサーバーでは0点扱いなので負けになることがほとんど)・一方、リアルサーバーでのバグ発生者はbotサーバーでの他プレイヤー同様の挙動
→悪質な試合放棄として、通報されてペナルティを受けることも・発生したら最後、再起動しても直らずbotサーバーに幽閉される
・詳しい原因は分かっていないが、ネット回線が弱い環境ですると発生しやすい、2人以上の味方に切断されると発生したといった報告が挙がっている
ほかにも
・ネットは繋がっているから降参投票は可能
・リアルサーバーに反映されないのは点数、キル数、アシスト数だけで、味方の中でもっとも点数が高ければMVPにはなれるし、ダメージ総数は反映される
・バグ発生者に、特定の動きをするよう指示したところ、リアルサーバーでも同じ挙動を取ったことから、botサーバーに飛ばされたのではなく座標軸がズレたとの指摘も
・9月29日のマンムー実装のアプデ途中で止まるとなりやすい
ポケモンユナイトのランクマは連敗が続くとbotサーバーに飛ばされ、ほかのプレイヤーはbotとなる。このバトルはbotサーバーだけで完結するが、異世界バグは発生者がbotサーバーに飛ばされ、その間もリアルサーバーでのバトルは続いている状況となる。
分かりやすく例えるなら
・異世界で完結するストーリー→通常のbotサーバー
・元々、現実世界にいた人物が異世界に飛ばされ、その間も現実世界での物語は続いている→異世界バグ
異世界バグの由来はなろう小説からきているそうだが、なろうは現実世界から異世界に飛ばされ、以降、現実世界は回想でしか出てこないことが多い。
どちらかと言えば、SAOの方が近いのではないか。SAOは現実世界の登場人物がオンラインゲームの中に向かい、ゲーム世界のストーリーが中心に描かれるが、現実世界のストーリーも描かれている。主人公キリトは圧倒的なプレイヤースキルで無双することも多い。
異世界バグはすでに公式が対応中
現在、インターネット接続が不安定な一部の方で、AI対戦に移動してしまう場合があるという問題を認識しています。
この場合、AI対戦の試合結果に関係なく、もとのロビーの試合結果が反映されます。
本件について現在調査中です。皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくお待ち下さい。— ポケモンユナイト公式 (@poke_unite_jp) September 30, 2021