2011年にオリジナルアニメとして放送され、社会現象にもなった「魔法少女まどか☆マギカ」クライマックス後を描いた映画「叛逆の物語」の続編として「ワルプルギスの廻天」が制作決定した。
叛逆の物語は2013年10月に公開され、今年で8年を迎える。8年の悲願を経て、ついに続編が制作される。
これを受け、ツイッターでは早速、さまざまな考察が飛び交っている。
「ワルプルギスの廻天」はマミがメイン!?
文字色が今度は「黄色」なんだよなぁ…
多分「彼女」が主軸なんだよなぁ…#魔法少女まどかマギカ#まどか10周年 pic.twitter.com/CIJPOjZHqL— 蒼輝@ツイッターのすがた (@aoki_shine) April 25, 2021
蒼輝さんは、「文字色が今度は『黄色』なんだよなぁ…多分『彼女』が主軸なんだよなぁ…」とし、劇場版シリーズの画像を掲載した。
「始まりの物語」と「永遠の物語」のフォントはまどかカラー、「叛逆の物語」のフォントはほむらカラー、そして「ワルプルギスの廻天」のフォントはマミの黄色を表しているのではないかとのことだ。
ツイートには、2015年に行われた「~シャフト40周年記念~MADOGATARI 展」で公開された、まどマギ新作へとつながるコンセプトムービーでは、マミが中心に描かれていたことを根拠とする声も。
一方、実際は黄色ではなく金色で、叛逆の物語でのまどかを表しているのではないかという指摘もある。
ワルプルギスの夜の正体がついに明らかに!?
まどマギ続編は「ワルプルギスの廻天」ということで、まどマギ本編や外伝作品の「マギアレコード」でも明かされなかったワルプルギスの夜の正体がついに明かされるのではないかと期待が高まっている。
ワルプルギスの廻天のメインとなるのではないかとされているマミと、ワルプルギスの夜の声優はいずれも水橋かおり。劇場版では、2人がメインとなるのかもしれない。
なお、ワルプルギスの夜はまどマギ本編でもマギレコでも倒されており、登場するとしたら復活すると思われる。
ワルプルギスの夜が正位置に!?
ワルプルギスの廻天では、ワルプルギスの夜が正位置となり、真の力を発揮するのではないかと予想する声も。ネット辞書によると、廻天とは「世の中の形勢を一変させること。衰えた勢いを盛り返すこと」を意味するという。
まどマギ本編でもマギレコでも、ワルプルギスの夜は正位置になることなく倒された。ワルプルギスの廻天では、ワルプルギスの夜の本気が見られるかもしれない。
マギレコOPが伏線になっていた!?
ワルプルギスの廻天、脚本は鎧武を終えた直後、東離劍遊紀にとりかかる直前に脱稿してたので、思えばまだ私が自力で可愛い女の子の台詞を書けていた頃の最後の本になります。ついに日の目を見る時が来て嬉しいです! https://t.co/VJcDBqpX97
— 虚淵玄 (@Butch_Gen) April 25, 2021
まどマギ続編の脚本を担当する虚淵氏は、ワルプルギスの廻天の脚本は2013年10月から2014年9月まで放送された「仮面ライダー鎧武」の直後に脱稿(原稿を書き終えること)していたと明かした。
これを受け、マギレコOP第1部OPムービーでワルプルギスの夜が正位置なのは伏線になっていたと指摘する声が上がった。
悪魔ほむらVSまどかか
叛逆の物語では、まどマギ最終回でまどかが作り変えた世界を、ほむらがさらに作り変えた。この行動に、まどかに導かれたさやかは反発。円環の理としての使命を忘れているが、欲望よりも秩序を大事にするまどかとも敵対することを示唆した。
ワルプルギスの廻天では、悪魔ほむらとまどかとの対立も描かれるとみられ、ポスターのまどかに伸ばす手は悪魔ほむらのものだと指摘されている。