ツイッターで「セルフRT」がトレンド入りしている。セルフRTとは、どのようなものなのか。
セルフRTとは?
セルフRTでそこまで見てほしいのかうんぬんのツイがあったので
そりゃあんた
寝る時間惜しんで休日の大半を使って完成させた漫画や絵ですがな最速でも16~20時間 平日作業時間1~2時間とかですよ そして生み出した作品とマイキャラですよ
どうでもいいって言う方がおかしいでっしゃろ
— イシガミアキラ@絵描き (@ishigamiakira_k) April 14, 2021
セルフRTがトレンド入りしたのは、イラストレーターのイシガミアキラ(石上諦)さんの上記ツイートがきっかけのようだ。
イシガミアキラさんによると、セルフRTとは自分のツイートをRTして再度タイムラインに上げること。セルフRTでそこまで見てほしいのか云々のツイートを見て呟いたそう。
寝る間も惜しみ、休日の大半を使って完成させた作品がツイート後、わずか数秒で埋もれてしまう現状を「仕方ない」としつつも、少しでも多くの人に見てもらうためセルフRTするという。
また、1000フォロワーの100回セルフRTより10万フォロワーの1RTの方が拡散力があると指摘。そのため、たくさんセルフRTして作品を広げることになるとつづっている。
「見てほしい」論争勃発
イシガミアキラさんは、セルフRTに関するツイートを続々とリツイート。
セルフRTだけじゃなくセルフリプもしてくれると見逃し率が下がって更に助かりますね( ˘ω˘)
何度も言われてることだが、見てる側も四六時中TLにいるわけではない、何度もセルフRTして普段見落としてる人に見てもらうのがセルフRT本来の使い方。
むしろこのシステム使ってくれないと素敵イラスト見逃しちまうよ!
など、セルフRTに寛容な声が目立つ。
創作ジャンルみんなそうだよね?
字書きにしろ絵描きにしろ、時間と労力使って大変な思いしたら宣伝もしたいし、そんな仲間だからこそ共有もしたいです。見てほしいに決まってる。
その気持ちが分からないはずがない。訳がない。
どこまでも広がって、一人でも多くの人の心に刺さってほしい。
それが作品愛――作者というものだ。絵でも小説でも、何でもいいから作品を完成させてみてよ。
「やった!」って思うわけよ。
「作品を完成させる」って尊いことなんだよ。
それをRTでアピールしたいって、自然なことだと思うよ。
この感覚はクリエーターは痛感すると思う。
など、創作サイドからの反響も。
一方、
RTやいいねしてもらえないってことは駄作ってことが認められない奴なんだな
どれだけ時間をかけて描いても良し悪しを判断されるのは一瞬だものね…かなしいよ
といったコメントも寄せられているという。
セルフRTへの持論を語ったイシガミアキラさんのツイートは現在、6900リツイート、1.7万いいねの反響。
漫画でバスりたい人生だったけど
漫画や絵のことでバスってるから ヨシ!!!()
とし、
セルフRTがアカンみたいな風潮を木っ端みじんにしちゃいましょう
と呼び掛けた。