名古屋市のスポーツ用品メーカー「アルペン」の水野泰三会長が、42歳女性に暴行とわいせつな行為をし、さらに現金10万円と運転免許証を盗んだとして逮捕された。
これに対し、ネットでは「ハニトラ」ではないかと憶測されているが、マッチングアプリを通じて知り合い、女性と金額を巡りトラブルになったとみられるとも報じられた。
アルペン水野泰三会長逮捕!42歳女性に暴行・わいせつ・強盗のトリプルコンボ
愛知県警は10日、強制わいせつ致傷と窃盗、暴行の疑いで、名古屋市東区白壁4丁目、会社役員水野泰三容疑者(72)を逮捕し、発表した。
水野容疑者はスポーツ用品大手「アルペン」(名古屋市)の創業者で会長。
中署によると、水野容疑者は昨年11月29日午後0時15分から午後1時ごろ、同市中区の宿泊施設の客室内で、女性(42)の首を背後から両腕で絞めて振り回し、床に押し倒して馬乗りになり両腕をねじり上げるなどの暴行と、体を触るなどのわいせつな行為をした疑いがある。女性から現金10万円と運転免許証を盗んだ疑いもある。女性はむち打ち症やぎっくり腰など全治3週間のけがを負ったという。
水野容疑者は「女と口論になり、もみ合いになったが、暴力は振るっていないしわいせつなこともしていないし、金も盗んでいない」と供述しているという。
アルペン、水野泰三会長逮捕を謝罪
水野泰三会長の逮捕を受け、ネットでは「単なるハニトラでしょうけど…」「このご時世だからハニトラかな?」など、水野泰三会長の財力を狙ったハニトラではないかと指摘する声が寄せられた。
マッチングアプリを通じて知り合う 現金を渡すも約束した金額と違うとトラブルに
水野容疑者は容疑を否認していますが、女性とはマッチングアプリを通じて知り合い、2人でホテルに入ったことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。その後、ホテルで水野容疑者は現金を渡したものの、女性と金額を巡りトラブルになったとみられるということです。
トラブルの内容について、東海テレビは女性から約束した金額と違うといった趣旨の話があるとも伝えている。
「42歳に10万円はちょっと…」
一連の報道から察するに、水野泰三会長は42歳女性と援助交際で会うことになった。事前に顔写真を交換していたかは不明だが、実物は微妙だったのか、お金を値切ろうとしたところ女性がブチギレ。口論になり、水野泰三会長もブチギレ犯行に及んだのではないか。
女性から盗んだ10万円は実際に支払ったお金とみられ、少なくとも10万円以上で会おうとしたと思われる。
しかし、42歳女性に10万円は「さすがにキツイ」と、出会い系に詳しい男性は語る。援助交際の相場は年齢や体型、プレイ内容などで変わるが、40代は1万円ほど。さらに、ぽっちゃり体型なら1万円を切ることもあるそうだ。
援助交際で会おうとする女性はプロフィールに顔写真を掲載せず、交換にも応じないことが多く、それをいい事に年齢や体系をサバ読みしていた可能性があるという。女性は10代後半から20代前半のプロフィールで、ハードなプレイにも応じ、それで10万円だったのかもしれない。
プロレス並みの乱闘を繰り広げたということで、実物とのギャップに余程ショックだったのだろう。免許証を盗んだのは脅迫するためではないか。