ひぐらしのなく頃に業18話で、旧作の祭囃し編から1年後に中学生になったことが判明した沙都子と梨花。さらに3年後、梨花は聖ルチーア学園に進学することになるが、その後の沙都子の環境が今回の惨劇を引き起こした可能性が浮上している。
ひぐらしのなく頃に業で再び惨劇に見舞われる5年間の時系列が判明!
1983年6月:前回のループを抜ける
1984年:魅音卒業、沙都子&梨花が中1に
1985年:圭一&レナ卒業(2人は魅音の一つ下)
1987年:沙都子&梨花が卒業→梨花は聖ルチーア学園に
1988年6月:今回の惨劇スタート
これを踏まえた上で、沙都子のループ原因に迫りたい。
①受験失敗→鉄平帰還のダブルパンチ説
梨花は一緒にルチーアへ行こうと沙都子を誘うが、沙都子は受験に落ちた可能性がある。ルチーアの偏差値がどのくらいなのかは定かではないが、お嬢様学校ということでそれなりの偏差値だと思われる。
梨花は100年のループで実は勉強していたとかで受かりそうだが、沙都子はあまり勉強ができる感じではない。
仮に受験失敗したとしても、1年あまりは惨劇が起きなかったことから、それだけが原因ではなさそうだ。受験に落ちて梨花と離れ離れになった上、鉄平が帰ってきて再び虐待が始まれば、再び雛見沢症候群を発症してもおかしくない。
②ルチーア進学も梨花と別クラスでいじめられた説
OPの少女はやっぱりルチーア沙都子?
沙都子はルチーアに受かったが、2年生で梨花と別クラスになり、その結果クラスで孤立。日常的にいじめを受けるなどして、雛見沢症候群を再発した可能性もある。
ルチーアは、全寮制の中高一貫女子校。中高一貫校は中学から高校のエスカレーターなため、仲良しグループが固定化され、外から来た受験生が孤立しやすい。集団で固まりやすい女子校ということでなおさらだ。
また、ルチーアは外部との接触が一切禁止された牢獄のような学校で、いじめが日常的にあり、教師の変死体が発見され警察沙汰になったこともある。
雛見沢でみんなに愛されていた梨花はともかく、沙都子はダム誘致派の子供ということで長らく村八分にされていたこともあり、部活メンバー周辺とのコミュニティしかなく、見知らぬ土地で他人と仲良くするというのが想像できない。生意気盛りの性格もあり、孤立しやすそうではある。
前者が濃厚
ひぐらしのなく頃に業16話で、沙都子は梨花が雛見沢を離れたことが今回の惨劇原因だと明かした。さらに「あなたの心さえ…雛見沢を離れなかったら。オヤシロさまの祟りなんて…ありませんでしたのに」と涙ながら訴え、17話では「もうどこにも行こうとしないでくださいませ」と雛見沢に引き止めようとした。
一方、梨花は16話で「“私は”、雛見沢から離れることを選んだ」と語っており、これらの発言から沙都子以外の部活メンバーを雛見沢を離れ、沙都子ひとり雛見沢に取り残された可能性がある。
祭囃し編では鉄平は登場しておらず、動向は不明だったが、未来で北条家に帰ってきた可能性がある。鉄平は数年後も沙都子が抵抗せず肉体的に成熟したのであれば、性的暴行を加えようかと思案していた節はあると、原作の皆殺し編で語られている。