【悲報】鬼滅の刃は妖怪ウォッチ現象そのもの!ブームは来年いっぱい?

【悲報】鬼滅の刃は妖怪ウォッチ現象そのもの!ブームは来年いっぱい?

社会現象となっている鬼滅の刃だが、かつて一世を風靡した妖怪ウォッチ現象そのものとなっている。

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鬼滅の刃と妖怪ウォッチ現象の共通点

・当初はそこまで売れていなかったが、アニメ化され人気爆発
→子供から絶大な支持を得る

・国民的キャラと比較される

・グッズの買い占めや転売が相次ぐ
→海賊版グッズを販売するなどの犯罪も

・他社とのコラボ連発
→その度に行列や売り切れに

・流行った翌年の人気投票で1位

鬼滅の刃は2016年2月より、週刊少年ジャンプで連載開始。当初、コミックスの累計発行部数は250万部だったが、2019年4月にアニメがスタートすると、同年12月には2500万部と10倍に爆増。2020年10月に映画「鬼滅の刃 無限列車編」を公開し、12月にはコミックス最終巻が発売されると、1億2000万部に急増した。

一方、妖怪ウォッチは2012年12月より、月刊コロコロコミックでコミカライズ連載が開始されたのが初。クロスメディアプロジェクト作品として、後に販売されたゲームより一足先に連載開始された。

ゲームは2013年7月に3DSソフトとして「妖怪ウォッチ」が発売。当初は20万本ほどの売り上げだったが、2014年1月にアニメ化され人気が爆発。売り上げは129万本まで伸び、2014年10月に続編「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」が発売され、317万本という売り上げを叩き出した。

妖怪ウォッチ2は2バージョン同時発売し、元祖2バージョン商法でモンスターを収集したり戦わせるポケモンとよく比較された。興行収入で比較される鬼滅の刃と千と千尋そのものだ。

アニメ視聴率は概ね視聴率5~6%を記録しており、それまで2%ほどだったテレ東の夕方枠としては異例の高視聴率を記録。最高で9.1%を叩き出し、当時のポケモンを超えていた。

2014年12月には映画「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」が公開され、興行収入78憶円を記録した。

また、妖怪ウォッチは劇中の腕時計と妖怪メダルがおもちゃで販売され、特に妖怪メダルが物凄く売れた。しかも、映画の前売り券特典に限定メダルを付けたことで行列ができたり、転売が相次いだ。

バンナムが発表した2015年3月期(2014年の売上)の決算によると、妖怪ウォッチは552億円を売り上げ、社内トップに輝いた。続く、2016年3月期(2015年の売上)では329億円、2017年3月期(2016年の売上)では104億円を記録した。

鬼滅の刃同様、他社とのコラボを連発し、その度に行列や売り切れが相次いだ。

鬼滅の刃が社会現象となった翌年の2020年には、ベネッセが進研ゼミ小学講座を受講する小学生に「憧れの人」に関するアンケートを行い、ランキングは鬼滅キャラで埋め尽くされた。また、「今年好きになったもの」に関するアンケートでは、1位に鬼滅の刃がランクインした。

妖怪ウォッチも社会現象となった翌年の2015年には、バンダイによる「もっとも好きなキャラクター」の意識調査で1位にランクイン。その翌年の2016年にも1位だった。

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社会現象から3年でオワコンに

そんな妖怪ウォッチだが、ブームから約3年後の2016年末ごろからオワコン化が進んだ。

これまで、新作ソフトを出せば100万本以上売り上げていたが、2016年12月発売の「妖怪ウォッチ3 スキヤキ」は74万本に下回った。

これは「妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ」のマイナーチェンジ版だから100万本を切ったとの見方もあるが、2019年6月にSwitchで発売された「妖怪ウォッチ4」はまさかの27万本で大爆死した。

また、バンナムの2018年3月期(2017年の売上)は63億円と、これまた100億円を下回った。売り上げの9割はおもちゃで、飽きられたのが明白だ。

バンダイによる2017年の人気投票では3位に転落。2018年にはランク外となった。

かつて社会現象と言われた妖怪ウォッチだが、いまでは見る影もない。そんな妖怪ウォッチと鬼滅の刃はよく似ている。鬼滅はブームとなって今年で2年なので、もって来年いっぱいではないか。来年は今年以上の勢いはないだろう。

ただ、妖怪ウォッチは子供にしか人気がなかったが、鬼滅の刃は女性にも人気がある。これがブームの継続に繋がるかもわからないが、女性向けアニメとして一時期人気だった「おそ松さん」が早々にオワコンとなった事例もあり、油断はできないだろう。

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