【スッキリ】やらせレビュー業者が実態を暴露!代金を返金して商品が無料で手に入るのがうまみ、罪悪感は「今はない」

【スッキリ】やらせレビュー業者が実態を暴露!代金を返金して商品が無料で手に入るのがうまみ、罪悪感は「今はない」

9月23日放送の「スッキリ」で、Amazonなどの「やらせレビュー」を取り上げた。番組はやらせレビューの仲介業者と、業者から依頼を受けたレビュアーを直撃。その実態を語った。

スポンサードリンク

やらせレビューとは

・Amazonなどにはレビュー機能があるが、そのレビューにやらせが含まれていることも

ITジャーナリスト三上洋氏によると

・やらせレビューには2つのタイプがある
1.自社の商品に高評価をつけてもらう
2.ライバル会社の商品に低評価をつけてもらう

・数年前のやらせレビューのほとんどは日本語がおかしかったが、最近は日本人をアルバイトを依頼し、かなり巧妙になっている
「私の実感では昨年後半から大きく増えたように思います」

やらせレビューの仲介業者を直撃

やらせレビュー仲介業者(30代女性)によると

・知人の紹介で仲介を始める

・40~50の中国企業と契約
→企業によって、レビューを100個200個集めたいところもあれば、5個だけというところも

・依頼がきたらレビュー投稿者をSNSで募集

・自分が集めているのは星5とか星4とかいい評価

・企業も一生懸命やられているのが伝わるので、要はCMみたいなもの

仲介業者から依頼を受けたレビュワーを直撃

やらせレビュー投稿者の男性によると

・ツイッターでやらせレビューの募集を見て投稿を始める

・大元の企業と直接やり取りすることはなく、仲介業者から指示される

▼実際のやり取り

・注文してすぐにレビューを投稿すると「実際に使っていない」と判断されるケースがあるので、数日あけてから投稿するよう指示される

・投稿した星5レビューが確認されると、商品の購入にかかった費用は仲介業者から返金され、実質無料で商品が手に入る
→Amazonは商品を買わないとレビューできないため、投稿者は実際に物を買う必要がある

・高評価レビュー1件につき、数百円の報酬をもらえる

・代金を返金して商品が無料で手に入ることがうまみ
→罪悪感は今のところない

スポンサードリンク

Amazonでは、やらせレビューはBAN対象

・Amazonでは、やらせレビューを禁止しており、違反した場合はアカウントの一時停止や閉鎖をするようにしている

・毎週1000万を超えるレビューを分析し、不正レビューの公開前の特定、削除に取り組んでいる

やらせレビュー、どう見極める?

サクラチェッカー開発者のユウさんによると

・信用できるレビューは評価がばらけている

・やらせの可能性があるレビューは100人、200人が一様に5ち星ばかり評価しているもの

三上氏によると

・近い日付で大量にレビューがある場合やらせのおそれ

・同じような文字数のレビューが並ぶ場合も怪しい

スポンサードリンク

加藤浩次「ここ何年か星だけでいいんだって勝手に思って人間ってどんどん馬鹿になってんなって思う」

加藤浩次は、1つの商品を複数の業者が出品していることについて

レビューが例えば星5が5個で星1が8個とかになったら、そこに左右される方っているわけじゃないですか。もう1個の商品が星5つが4件だとする。これって図りようが実はないんですね。そのぐらい少ないレビューの場合、星5こ多い方みたいなって感情が動く人が僕はいると思う。

と持論を展開。

また、昔はレビューがなく実際に商品を手に取ったり、カタログを見るなどして選んでいたのに、

ここ何年か星だけでいいんだって勝手に思って人間ってどんどん馬鹿になってんなって思うときがあるんですよ。星が多い=いいと思ってる。自分の脳を全く使わない思考になっている。僕も含めてそうなってて怖いなと思う。

と語った。

近藤春菜「私はめちゃくちゃレビュー見てたんで誘導されていた」

近藤春菜は頻繁にレビューを見ており、星5に誘導されていると語った。

一方、ぽっと出の星1はライバル企業なのではないかと疑う節もあり、今後は「私自身がどうみるかで変わってくるんで気を付けます」と話した。

出典:9月23日放送「スッキリ」

スポンサードリンク

※「コメント」以外の入力は任意です
※スパム・荒らし対策のため承認制です
※承認は確認次第するため、同じ内容の連投はご遠慮ください