NHKの前田晃伸会長が9月10日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、2020年最後の日に放送される「NHK紅白歌合戦」を史上初の無観客で行うと発表した。また、放送時間も15分短縮されるという。
史上初の無観客開催に、ツイッターでは賛否の声が寄せられている。
2020紅白歌合戦は史上初の無観客開催に!
NHKの前田晃伸会長が10日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、今年の12月31日に行われるNHK紅白歌合戦を史上初の無観客で行うと発表した。
放送時間は午後7時30分から午後11時45分。近年は午後7時15分からの放送だったため、15分短縮される。
詳細な演出等は今後検討していくとし、前田会長は「出演者やスタッフの新型コロナウイルスの感染を避けるため、対策を徹底していく」とした。
この決定に対し、ツイッターでは「妥当だと思います」「やってくれるだけで感謝」などの声、「やらなくて構わない」「ずっとやらなくていいので受信料割引して」などの声もあり、賛否両論となっている。
24時間テレビも無観客開催→全く話題にならず
2020年の24時間テレビも、コロナ対策のために無観客で開催された。名物企画のチャリティマラソンは行われず、代わりに私有地を1周するごとに10万円を募金する「募金ラン」という謎企画が行われた。
特にジャニオタが期待する会場内募金も行われず、深夜から早朝にかけては事前収録した内容が放送された。
また、24時間テレビを視聴する人の中には、放送事故や炎上を期待する人もいるが、2020年はそれらもあまりなく、全くと言っていいほど話題にならなかった。
2020年の紅白歌合戦も無観客ということで、話題性に欠けるかもしれない。