週刊少年ジャンプの人気漫画・トリコが、次号で最終回を迎えることが、14日発売の同誌で発表された。
ここ数年で、同誌の人気漫画が次々と連載終了を迎え、ジャンプは大ピンチ状態を迎えている。
トリコの連載終了理由に関して原作者はコメントしていないが、ネット上では、「打ち切りになったのではないか」などと憶測が広がっている。
はたして、本当の理由はなんなのか? 迫っていきたいと思う。
トリコの原作が最終回でジャンプやばいwwwwww
ジャンプは、ここ2年間で人気漫画が次々と最終回を迎えている。順番に紹介すると、2014年11月に岸本斉史氏原作のNARUTO、2016年8月に久保帯人氏原作のBLEACH、同年9月に秋本治氏のこち亀が連載終了した。
さらに、トリコが終了し、ジャンプの人気漫画は、同誌の看板のONE PIECEや銀魂、不定期連載のHUNTER×HUNTERくらいしか残っていない。うち、銀魂は今年で最終章に突入し、1年以内で終わることが発表されている。
日本雑誌協会によると、今年のジャンプの売上(4月~6月)は約217万部という。この数字は、BLEACH、こち亀、トリコが終わる前の売上。これらの連載終了で、200万部は切るとみられる。
今後、ジャンプはほぼONE PIECEだよりになるのは間違いないだろう。古舘春一氏のハイキュー!!や附田祐斗氏の食戟のソーマも面白いが、ジャンプを支えるほどではないためかなり厳しい。
トリコの原作の終了理由は打ち切りか?
トリコは、2008年から8年間連載。2011年には、アニメ化して2014年までフジテレビで放送されていた。
アニメの最終回の理由について、関係者からのコメントはなかったが、ネット上では「不人気で打ち切りか」「昨年の映画が爆死したからだろww」などの噂が広がっている。
トリコの映画の興行収入は1億8千万円。平均視聴率は3~4%台(午前9時~30分放送)と人気に乏しく、打ち切りになった可能性は高いだろう。
今回は、原作が連載終了するということで再び、人気低下による打ち切り説が浮上している。
トリコの原作の発行部数は2000万部(2016年)。10月に発売した41巻は、初週13.5万部といまいちな結果。ジャンプの掲載順位もどんどん下に落ちていき、人気が低迷しているのが明白だ。
最終回は、大増刷31ページとなっている。次回作についての告知はされていないが、ネット上では次作への期待の声が多数寄せられている。