大阪・吹田市の千里山交番の古瀬鈴之佑巡査(26)が刃物で刺され拳銃を奪われた事件で、警察が「岡村兄弟」という人物を追っているという情報が拡散されている。
吹田市・千里山交番襲撃事件の犯人は「岡村兄弟」!?
大阪の警察官拳銃強奪事件。
警察が「岡村兄弟」なる人物の片割れを追っているという情報があり。
兄は京都、弟は尼崎の人間とのこと。現在どちらを追っているのかはわからない。— 沖田 臥竜/おきた がりょう (@pinlkiai) 2019年6月16日
捜査関係によると、逃走している犯人の情報として複数の人物が浮上しており、その中には尼崎市在住の男も含まれているという。
犯人は複数犯で組織的犯行?
警察によりますと、当時、交番は3人の勤務態勢でしたが、事件の直前に現場から南に1キロほど離れた阪急千里線の関大前駅構内の公衆電話から「空き巣の被害があった」という通報が入ったため2人が現場に向かい、そのあと巡査が交番を出ようとしたところ刺された可能性があるということです。
さらに、現場近くの防犯カメラに事件の1時間余り前、年齢が30代くらいで、黒っぽいジャンパーと白いTシャツを着て、黒っぽいズボンをはいた不審な男が、交番の周りを歩き回っているのが写っていたということです。
捜査関係者によりますと、空き巣の電話はうそで、事前に様子をうかがうなど計画的に交番を襲撃しようとしていた疑いがあるということです。
警察は強盗殺人未遂事件として男の行方を捜査するとともに、付近の住民に不要不急の外出を控えるなど警戒の呼びかけを続けています。
また、古瀬巡査の帯革(ベルト)と拳銃を結ぶひもの金具が外されていたということで、犯人は素人ではないのではないかという声も上がっている。