川崎市登戸の路上で、カリタス小学校の女子児童ら19人が相次いで刺された事件で、犯行後に自殺した男は同市麻生区の無職・岩崎隆一(りゅういち)容疑者(51)と判明した。
岩崎隆一容疑者とは、どのような人物なのか。これまでに分かっている情報をまとめてみた。
岩崎隆一容疑者とは
生い立ちがヤバい!
報道によると
・川崎市麻生区在住
・会社員だった伯父と専業主婦の伯母の3人暮らし
⇒夫婦の家には30年以上前から住んでいる・一時は仕事もしていたが、最近は夜に出歩くなど、何をしているのか分からない状態だった
・幼い頃に実親が離婚し、伯父夫婦に引き取られた
・最近になって丸刈りにした
・近所付き合いは少なく、岩崎容疑者が住んでいるのを知らない住民も
・地元の小中学校に通っていて、当時は年上のいとこ達も同居していた
⇒2人はすでに伯父夫婦のもとを離れている・近隣では「隆ちゃん」と呼ばれていた
岩崎容疑者の”奇行”
岩崎容疑者を知る人達によると
・庭木の葉が目に当たったと、早朝に怒鳴り込んできた
⇒そんな岩崎容疑者が事件当日の朝は何食わぬ顔で挨拶してきた・小学校時代に友人の手を鉛筆で刺した
・他人の家に勝手に入り込み、金魚鉢を覗く(産経)
・普段は大人しいが、ささいなことで暴れて教師を困らせていた
・近くの友達に殴りかかったり、けんかをしてもいつも負けていた(AERA)
⇒次第に近寄る人もいなくなって、いつも一人でいた印象
目撃者によると、岩崎隆一容疑者は包丁を振り回しながら「ぶっ殺してやる」と叫んでいた。犯行に使われた包丁は2本で、いずれも現場近くの植え込みから見つかっている。さらに岩崎容疑者のリュックには、未使用の2本が入っていた。
カリタス小学校・倭文覚教頭「無言で児童に刃物を振りながらスクールバスに走っていった」
(岩崎容疑者が)両手に長い包丁らしきものを持って、無言で児童に刃物を振りながらスクールバスに走っていくのを確認した
また、岩崎隆一容疑者はカリタス学園の関係者で、事前に犯行予告があったというネットの憶測については、いずれも否定した。